脱 水
暑い日月続きますが、このころになるとテレビなどで扱われ注意を促されるのが「脱水症」です。毎年重症者や死者が出ますから誰もが気にしていることでしょう。
特に危険とされるのが「かくれ脱水」といもので、高齢者に多いのが特徴で、のどの渇きなどの自覚症状が無いままジワジワと進むのが「かくれ脱水」の恐ろしいところです。
特にのどの渇きを感じないのに下記のような症状がある方は、「かくれ脱水」の可能性が高いそうです。
・・【隠れ脱水チェック】・・
- 皮膚がかさつくようになった、皮膚につやがない。
- 手の甲をつまんで離すとつまんだ跡が3秒以上残る。
- 口の中がねばつくようになった。食べ物がパサつく。
- つばが少なくて、ゴクンと飲めないことがある。
- 便秘になった、あるいは以前よりひどくなった。
- 靴下を脱いだあと脚の臑(すね)にゴムの跡が10分以上残る。
体内で最も水分が多いのは筋肉だそうです。
ですから、激しい運動や仕事をして汗をかくとその筋肉の水分量が真っ先に減り始め、体の水分量センサーが反応して「のどの渇き」という衝動を起させる仕組みになっているようです。
ところが、高齢者になるとその最も水分量がある筋肉が減る上に、暑さやのどの渇きを感じるセンサーが鈍くなるため、本人の自覚がないまま脱水症が進んだりして熱中症を引き起こしやすくなるらしいのです。
脱水症にはただ水を飲むばかりではなく適量の塩分を取らなければならないことは、今ではテレビなどの影響で多くの人が知るようになりました。
ではどのくらいの水分と塩分が良いのか?
人が1日に必要な水分の量は、約2.5リットル(体重50~60キログラム換算)と言われます。
じつは、日本人の食事は塩分摂取量が多く、また、その食からは一日に1リットルほどの水分を取ることができているんだそうです。
ですから、日本人は一日に3食バランスのとれた食事をしていれば、塩分を余分に取る必要はないのだそうです。
つまり、日本人の場合は食事から1リットルが取れるので、残りの1~1.5リットルを補給するように心がければよく、のどが渇く前にこまめに飲むのがポイントだそうです。
‘熱中症や脱水症には味噌汁’、これでしょう。そして米飯にお漬物でしょう
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コメント
いいことを聞きました。
熱中症や、脱水症予防には味噌汁ですね。
5年くらい前まではわたしは味噌汁をほとんど
飲まず食べずだったのですが、ここ数年よく
食べるようになりました。
ここ数年味噌汁は野菜が取れるからと食べる
ようになりました。
熱中症や脱水症にもいいのなら一石二鳥ですね。
投稿: 浜辺の月 | 2015年7月23日 (木曜日) 22:07
水分やミネラルを摂ることばかりを、アナウンスしていますが、摂った後からオシッコとして排出していたんでは、効果は疑問ですよね。
汗としての排出なら体温上昇抑制には効果ありますが。
しかし高齢者に筋肉をといっても大変ですね。
投稿: もうぞう | 2015年7月24日 (金曜日) 07:17
浜辺の月さんへ
考えれば、ご飯を始めとして日本食には水分の多いものがほとんどのような気がします
もうぞうさんへ
脱水症、なってみると大変ですよ。大汗をかくと尿量が減りますので、全体としての水分不足と考えていいのかもしれませんよ
投稿: 玉井人ひろた | 2015年7月24日 (金曜日) 09:37