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2015年8月19日 (水曜日)

力士と軽自動車

力士(りきし)』とは、本来「力が強い男」を意味する漢字ですが、いまはプロの相撲取りを指します。

軽自動車』とは、高さ=140cm以下、幅=200cm以下、長さ=330cm以下の、日本独特の規定車両で、その車体重量は大体650kg前後になります。

2015819_2その二つが出あったときの(福島民報)新聞記事です。

昨日、玉ノ井部屋の先代親方の元関脇栃東の志賀駿男(しがはやお)さんが福島県浪江町出身ということで毎年県内で夏合宿中の「玉ノ井部屋」の若手力士5人と志賀さんが、南相馬市の病院へ慰問に行くために国道6号線を走行中、側溝に脱輪した軽自動車を発見したのです。

力士らを乗せたマイクロバスを送迎運転する寺島さんが「助けますか?」と志賀さんがに言うと、力士らに即座に救助活動を始めさせ、そして5人の浴衣姿の若手力士が力を合わせたら軽自動車はあっさりと持ち上がり、走行車線に戻されたそうです。

(脱輪したことを含め)あまりの出来事に、60代の軽自動車のドライバーは呆然としていたそうです。

なんとも、笑ってしまう出来事ですが、考えれば軽い力でも背筋力は160kg以上の力士が5人いたのですから、単純計算でも1トンくらいの小型車でも楽に持ち上がったわけです。

まさに、軽自動車が“軽い自動車”になってしまった瞬間ですよね。

ちなみに、そこにいた若手力士の名前は↓

  • 東浪さん
  • 東政馬さん
  • 東翔さん
  • 東山さん
  • 竹井さん

以上、5力士です。

どんな顔の方かは↓の玉ノ井部屋のオフィシャルサイトで確認できます
http://www.tamanoi.com/

ところで、東北地方と沖縄県では今現在の軽自動車の保有台数が普通自動車を上回ってしまったそうですが、これは農家が多い地域のため「軽トラック」の所有率が高いことも何らかの影響があるのかもしれません。

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コメント

私も軽自動車の引き上げに参加したことがあります。何人くらいだったかは忘れましたが、タイヤ1個分なら持ち上がるものです。
それより問題は、足場ですね。
持ち上げる人の場所が確保できるかですね。

投稿: もうぞう | 2015年8月20日 (木曜日) 07:14

もうぞうさんへ

崖のようなところなら、かえって危険ですしね

投稿: 玉井人ひろた | 2015年8月20日 (木曜日) 08:29

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