両家墓
本日は、親戚の葬儀・告別式に参列いたしまして、朝から火葬場、斎場、墓地、お寺を巡る一日となりました。珍しく晴れの日となって、暑い日ですが巡り歩くのには良い天候でした。
墓地に立ってたまに思うのですが、「お参りする人が居なくなった墓地はどうなるのだろう?」ということです。
例えば、子供が皆独立(家を出てしまい)したり、女ばかりの姉妹が全員お嫁に行ってしまったりで中高年夫婦二人暮らしの家庭、もしくは若い人が居ない家でその全員亡くなってしまった場合にお墓の管理はどうなるのでしょうか?ということです。
それがもし、妻方の実家も夫方の実家もそう言うケースにおいて、両家の墓を一つにして管理するというのが「両家墓」という形態なんだそうです。
言い換えれば「二世帯墓」とでも言えそうですが、それが少しづつ増えているらしいのです。
「両家墓」の形態
- 1つの区画に墓石を2つ建てるタイプ
- 1つの墓石で両家と納骨をまとめたタイプ
- 一つの墓石で、納骨だけを二つに分けるタイプ
比較的多いのは2と3のタイプだそうです。
現代事情にかなった、良い考え方にも見えますが両家での話し合いはかなり難航したり、いろいろ大変なことが多く有るようです。
理にかなった、いろいろい問題になることが多いそうですなってきたようです。
<注意点と問題点>
- 墓地には、『六親等』までという継承権が存在するが、公営墓地などでは親等規定が異なるため、不可能の場合もあるので注意。
- 寺院墓地のばあいも、宗派や寺院の独自の規定が存在するため住職との相談が必須
- 墓石名は両家でも、「永代使用承諾証」(土地の所有者)の名義は一人だけなので、両家のどちらの名義にするか相談が必須
- 現在ある墓地のうちどちらかを無くして、片方に寄せて一つにする場合には、無くされる側をどちらにするか相談が必須
いろいろ留意点はありますが、都会などでは数百万などと言う墓地も存在すると言いますから、両家墓という選択肢もこれから重要になるのでしょうね
なんだか、世知辛い話でございました。
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コメント
本当にね
他人事でも、ずっと先の事でもなくなって来ました~(;_;)
投稿: 空 | 2015年9月 6日 (日曜日) 13:22
とりあえず我が家の墓は、しばらくは大丈夫かと思い、改修いたしました。
私はあまり乗り気ではありませんでしたが・・・
投稿: もうぞう | 2015年9月 6日 (日曜日) 19:07
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これは、初めて知りました。
投稿: H.K | 2015年9月 6日 (日曜日) 21:12
空さんへ
墓地は、考える時期が有りますよね
H.Kさんへ
私もです
もうぞうさんへ
墓地の改修などは、なんとなくそういう風がふいているときにやらないとできないので、やってしまって正解だと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2015年9月 7日 (月曜日) 07:54