責 任
記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊したことについて、茨城県の常総市の高杉徹市長は13日、甚大な被害が出た同市三坂町・上三坂地区の住民に堤防の決壊前に避難指示を出さなかったことについてミスだったと認め、「そこが決壊するとは思っていなかった。大変申し訳なかった」と謝罪したそうですが・・・
一級河川である鬼怒川は、河川法によって原則として国土交通大臣が指定管理することが定められれていていますが、実行管理は都道府県知事が担当している河川です。
だとすれば、あたかも高杉常総市長一人がすべての責任があるかのような報道や風潮はいささか的外れなのではないか?
そう考えれば、(公明党の)太田昭宏国土交通大臣が素早く記者会見を開いたことは評価できます。
それに対し、まったく目立たない橋本 昌茨城県知事の態度は疑問です。
すべて常総市の高杉徹市長に責任を押し付けようとするなら、それは今後も堤防決壊などの人災が続発する懸念を抱かせるものでしょう
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これでは、なんだか「責任のなすり合い」みたいな感じですね。
投稿: H.K | 2015年9月13日 (日曜日) 21:19
H.Kさんへ
なすり合いとまではなっていないようですが、強い意志のリーダーは見受けられない気がします
投稿: 玉井人ひろた | 2015年9月14日 (月曜日) 07:59
相変わらずの責任逃れと言って良いのでしょうか?
しかし同じ河川が、数カ所に渡って越水したり破堤するとは、驚きです。
投稿: もうぞう | 2015年9月14日 (月曜日) 11:05
もうぞうさんへ
大きい川ほど底土が溜まりやすく、定期的に取り出さないとこういうことが起こりやすいものです。
何度も何度も氾濫を繰り返した歴史を持つ鬼怒川ではそういう災害が起こることは常識となっていたと思うのですが、堤防などを過信したのでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2015年9月14日 (月曜日) 17:33