・・・・戦争勝利70年」
中国は3日午前、北京・天安門広場一帯で、「抗日戦争・反ファシズム戦争勝利70年」を記念する軍事パレードを行いました。
ただ、この式典のタイトル「・・・反ファシズム」は変でしょう。共産党の独裁国家、つまり『ファシズム国家』がそれを否定するのは、矛盾しています。
そして一番変なのは「・・・戦争勝利70年」でしょう。
中華人民共和国が成立したのは1949年(昭和24年)、そしてその国家が国連に認められたのは1971年(昭和46年)10月、国連総会でのことです。(アメリカは1979年(昭和54年)にニクソン大統領が認めるまで現在の共産党国家である中国を国家として認めなかった)
終戦後から26年間は、連合国が認めた国連常任理事国の中国とは「中華民国」、つまり現在の台湾が戦勝国でした。
つまり、極論を言えば現在の中国の戦勝国の相手とは亡命していた蒋介石の国民党政府の「台湾」で、それに勝利してからまだ40年余りと言うわけです。
韓国の朴大統領も参列したようですが、韓国も1948年(昭和23年)8月に国連軍(アメリカ軍)によって樹立した国家であり、日本とは交戦していた国家ではありません。
なんとも、矛盾ばかりのパレードであります。
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コメント
まったくですね。
それも「日本に勝った日」のお祝いをするから、総理どうかおいでください。ですからね。
投稿: もうぞう | 2015年9月 4日 (金曜日) 19:20
もうぞうさんへ
代理で村山富市元総理が行ったはずですが、どうなったのでしょう?
投稿: 玉井人ひろた | 2015年9月 4日 (金曜日) 21:06