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2015年10月13日

「OOOと一般人」という言い方

きょうは新聞が休みなので、テレビやネットニュースを視るしかなかったのですが、なんとなく芸能記事を見たら↓

女優の釈由美子(37)が一般男性と結婚

・・・「釈由美子」さんが自身のブログで‘10月10日’にかねてから付き合っていた一般の男性と入籍したことを報告・・・

というような内容の記事が掲載されていました。

よくある報道の仕方ですが、“芸能人と一般人”という言い方、どうにも違和感を感じるわたしです。

今から10年ほど前のニュースです。

今上天皇陛下の御長女の「紀宮清子内親王(のりのみやさやこないしんのう)」様が平成16年(2004)に一般男性(地方公務員)の黒田 慶樹(くろだ よしき)さんと御婚約、平成17年(2005)に結婚されたことに伴い皇族籍を離れ一般人「黒田清子(くろだ さやこ)」さんになられましたました。

覚えていますよね。皇族と一般人の結婚発表の記事ですが、それとくらべるとまるで芸能人が皇族のような扱いで、それ以外は下々の人々という風に感じてしまうんですよね。

“芸能人と一般人”という言い方は間違ってはいませんが、「非芸能人」とか「関係者以外人物」というような言い方の方が、似合っている気がしますがね(・・)

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コメント

「平民」という言葉を復活させたいですね。昔の戸籍「士族」に対して「平民」。ほかに「皇族」「華族」「貴族」があって「山賊」「盗賊」「海賊」、いや「族」の字が違ってました。

「平民」というのは、なんとなく誇らしい響きがあります。明治当初は「人民」という言葉がpeopleの訳語としてごく普通に使われてました。

それが「臣民」になり「国民」になって、「人民」は左翼用語におしやられ、それに変わる言葉がなくなりました。

投稿: ましま | 2015年10月13日 18:48

ましまさんへ

民主の考え方の現在に似合った言葉がそのうちできるかもしれませんね

投稿: 玉井人ひろた | 2015年10月13日 19:02

良い点に着眼されましたね。
そう言われれば、たしかに違和感を覚えます。
しかし非芸能人というのも??

投稿: もうぞう | 2015年10月13日 19:19

皇族と一般人、これはもう歴然としていますが、芸能人と一般人という言い方に上下関係があるとは思えないのですが・・・。どちらかといったら、芸能人と非芸能人などという言い方のほうが、むしろ芸能人が基本になっているような言い方で違和感があるように感じます。

投稿: koji | 2015年10月13日 20:10

昔は良く素人の人という言い方をしませんでしたか?
確かに一般人も違和感ありますよね?

投稿: 空 | 2015年10月13日 22:06

もうぞうさんへ

わたしも、フッと感じたんです


kojiさんへ

非芸能人(芸能人に非ず)の言い方は印象がよくないようですね


空さんへ

そう言えば、素人という言い方もあった気がします

投稿: 玉井人ひろた | 2015年10月14日 11:48

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