« どちらが悪しき歴史を利用しているのか? | トップページ | 「OOOと一般人」という言い方 »

2015年10月12日

あばれ山車

福島県、10月に入ると秋の祭礼が目白押しとなります。

特に‘旧二本松藩内’だった市町村の祭礼です。

まずは郡山市の安積国造神社の「秋の祭礼」から始まり、二本松市の「二本松提灯まつり」、大玉村玉井地区の「玉井神社祭礼」、そして福島市松川町の「提灯まつり」、二本松市針道の「あばれ山車」、本宮市の「安達太良神社祭礼」と続きます。

どれも勇壮ですが、もっとも荒々しいのが諏訪神社の例大祭で、400年以上の伝統を受け継ぐ「針道のあばれ山車」です。
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/kankou/467.html

それは、角材だけの簡素な各若連の7台の山車に大型人形を載せ、その山車を激しくぶつけ合うもので、山車が壊れるのではないかというぶつかりの迫力は見物客から悲鳴が入り混じった歓声が沸き起こります。

この祭りは毎年「10月10日」(旧体育の日)に行われますが、今年は三連休の中日の11日に行われたようです
http://www.geocities.jp/harimichinoabaredashi/

なぜ、旧二本松藩に多いかと言うと理由があります。

初代二本松藩主となった「丹羽光重にわみつしげ)公」がこの地に就任した際に祭礼を奨励したことに由来します。

さて来週の23~25日は今月の最も遅い祭礼の本宮市「安達太良神社祭礼」です。天気が良いといいのですがね。

| |

« どちらが悪しき歴史を利用しているのか? | トップページ | 「OOOと一般人」という言い方 »

コメント

賑わいといい伝統といい、東北はお祭りの本場ですね。寒冷地に多いようですが、温暖な阿波踊りも有名です。いずれも自然の恵みに感謝する収穫祭を思わせ、大衆のエネルギーに期待を込める点で一致します。

当地では、子供おみこしだけのお祭りです。安倍施政の一環として、わからないわけではないですが(゚▽゚*)。

投稿: ましま | 2015年10月13日 09:45

ましまさんへ

紹介サイトには無いですが、山車の他に「神輿」も別個に厳かに練り歩きます。
東北は秋祭りがどうしても多くなりますが、春も夏もございます

投稿: 玉井人ひろた | 2015年10月13日 10:58

あばれ山車・・・観にいきました。
ちょっと間違えれば、大怪我や死者まで出ても不思議ではないと思われるくらい迫力満点でした。
小浜のお祭りを見てから向かったので、「静と動」を体験したわけです。
それにしてもバラエティ豊かな祭りが目白押しですね。
大いに楽しんでいます。。。

投稿: ススム | 2015年10月13日 22:25

ススムさんへ

山車の中に居る人はどんな気持ちなんでしょうかね

投稿: 玉井人ひろた | 2015年10月14日 11:42

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あばれ山車:

« どちらが悪しき歴史を利用しているのか? | トップページ | 「OOOと一般人」という言い方 »