災害に対するデジタル機器の信頼性
福島市では10月24日(土)に総合防災訓練を実施しました。
その訓練は震度6強の地震が起きたとの想定で行われ、この時に市内の携帯電話やスマートフォンに「訓練用)のエリアメール(緊急速報メール)メールを送信することになっていたそうです。
ところが、市職員がそのシステムを操作したにもかかわらず、携帯電話3社との通信が始まってもメールが送信されないままシステムは途中で終了してしまうというトラブルが発生しました。
調査の結果、システムを納入したNECの担当者が納入時に行った初期設定で、市と3社間の「認証処理」を、途中で終了するという設定にしていたそうですが、NEC側はこの設定でメールが送れると誤認していたというミスが判明しました。
このシステムは市が、‘約5,300万円’の事業費(2013年度予算)を費やし、平成26(2014)年3月に導入したそうですが、市は導入から約1年半にわたってメールを送れない状態だったことを知らなかったそうなのです。
福島市の危機管理室長は10月27日、「メール(緊急速報メール=エリアメール)を配信できずおわび申し上げる。市民の信頼を回復したい」と謝罪記者会見をしたようですが、問題の根本はそこじゃない気がするんです。
自然災害時の電気の機器、とくにデジタル機器というのはあまり期待ができないと思った方がいいと思うんです。
東日本大震災の時、その前月に‘ひかり電話’になっていたわが家は電話の復旧が他より遅れ、電話をかけても我が家だけ通じないため身内や親戚には大変な心配をかける結果になりました。
今年起きた茨城の堤防決壊水害において、床上浸水したある住民は隣の人と‘糸電話’という原始的な通信手段で話していたと報道がありました。
やはり自然災害には‘アナログ機器‘を準備しておくほうが、良いのではないでしょうかね?
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コメント
なんとなくですが、理解できますね。
代表的な事例では、停電なら光電話は使えませんからね。
その他、大規模災害時には、都市ガスや都市下水道なども復旧に時間が掛かります。
投稿: もうぞう | 2015年10月29日 (木曜日) 19:01
もうぞうさんへ
都市ガスは停電になると使えなくなること、意外に知られていないですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2015年10月29日 (木曜日) 19:55