「マイナンバー」には‘2つのカード’・・・その違い
ついにマイナンバー制度が動き出しました。早ければ今月末ごろからマイナンバーが記載された「通知カード」が入った簡易書留郵便が送られてくるはずです。(※大阪、名古屋や東京などの大都市圏は11月になる)
その中には‘通知カード’とともに「個人番号カード」の取得申請書類も同封されているという話です。
ここで多くの人がこんなことを思っているのではないでしょうか?
「【通知カード】が届いたら、それを使って【マイナンバーカード】(個人番号カード)への申請手続きをしなければならない」
これは、大きな間違い、思い違いなのです。このように誤解している人は多いのではないでしょうか?
なにを隠そう、私がそう誤解していました。
‘マイナンバーカード’とは「通知カード」と「個人番号カード」という異なる内容の2週類のカードの総称ということのようです。
2種類のカードの違いは、主に次のようなものです。
【通知カード】
- 個人番号=‘マイナンバー’が記載された硬質の紙のカード。
- 国民全員に自動的に配布される。
- 公的な収支、会社の給料などの手続きにはこれから必要になる
- 身分証としてはこのカード単独ではできない。
- 身分証とするためには運転免許証などと併用して使用する。
- 使用の有効期限は無し(無期限)。
【個人番号カード】
- 個人番号=‘マイナンバー’が記載され、個人の顔写真が張られたプラスチックのカード。
- カードには個人情報が入った‘ICチップ’が埋め込まれている。
- 希望者のみが、本人の申請によって取得する。
- カードの受け取りは、本人に限られる。
- このカードは、単独で身分証となる。
- 有効期限は10年(子供は5年)で、その都度更新手続きが必要。
ざっと、このような違いがあるのがこの2つのカードです。
将来的には個人情報の多くが内臓ICチップに入れられ、切り替わるかもしれませんが・・・
当面は自動車免許証を持っている人ならば、、「個人番号カード」は当面は不要で、まず送られてくる「通知カード」さえ所持していれば事足りるということです。
それでも、どうしても「個人番号カード」が欲しい、でも申請が面倒だとか、役所が遠いとかで行けない場合、来年の1月以降には自治体の班別などに役所が出張し‘集団申請‘のようなことができるようになるそうです。
いずれにしても慌てて申請することは無いのです。慌てると悪奴らに利用されちゃいます。
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コメント
ネットで申請できると思っていましたが、違いましたっけ?
ま~いずれにしても必要性をよく検討してからにします。
投稿: もうぞう | 2015年10月17日 20:13
もうぞうさんへ
ネットでも申請可能ですし、街角にある証明写真撮影機(新型)でも可能になるようです。
投稿: 玉井人ひろた | 2015年10月17日 22:32
こんばんわ。
自分の手元に未だ「マイナンバーカード」や「通知カード」は来ていませんね。
でもいずれにしろ、届いた後から、どんな問題が起きるのか不安です。
投稿: H.K | 2015年10月17日 22:39
H.Kさんへ
そちらは、11月になってから届くようですよ
投稿: 玉井人ひろた | 2015年10月18日 07:31