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2015年11月29日 (日曜日)

デモクラシー(Democracy)を訳してみれば

あるサイトで、次のような一説を発見しました

>[Democracy](デモクラシー)の和訳は「民主主義」とするのが一般的となりましたが、あくまでも体制概念=「cracy」であって、主義=「ism」ではありません。

ですので、本来の意味からいけば「民主制」(または民主政)と訳されることが的確であり、“民主主義”は誤訳とする考えもあります。

そう言われてみるとなるほどなと思いましたが、「民主主義」が一般化し市民権を得てしまった以上、いまさらですがね。

一応知識として記憶しているのも何かの時に役に立つかもしれませんね。

ちなみに英和辞典には
『* Democracy ⇒民衆(demo)の統治cracy)。』とありました。

ところで、その民主主義という‘漢字表記’にも、別の意味があることを知る人は少ないでしょう。

「民主」というのは「君主」に対して当てられた漢字ですが、漢字の本元である中国の古代、もしかすると漢の時代でしょうか?その時にすでに「民主」という漢字と言葉が存在していたのだそうですが、意味が違います。

<古代での意味>

民主」⇒『国民の主君』=「君主」のことを指す言葉だった

つまり「民主」は「主」ではなく、「民」という全く逆の意味だったようなのです。

驚きですよね。
ただ、最近の日本は、“古来の民主主義”に‘さも似たり’とも言えなくもない気もしますがね(

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コメント

なるほどね~
と、分かったような気もしますが、本質的なことは難しくて理解しがたいです。

投稿: もうぞう | 2015年11月29日 (日曜日) 19:01

もうぞうさんへ

それでいいかと思います

投稿: 玉井人ひろた | 2015年11月29日 (日曜日) 19:48

イズムは固有名詞につけるとしっくりきますが、わからないのが憲法9条の表札「戦争放棄」を自民党案で「平和主義」と変えた意図です。

「積極的平和主義」はもっとなんのことやらわかりません。

投稿: ましま | 2015年11月29日 (日曜日) 20:04

ましまさんへ

「積極的平和主義」を聞いたときは、私はあっけにとられ笑ってしまいました。

投稿: 玉井人ひろた | 2015年11月29日 (日曜日) 20:08

こんばんわ。
これは、初めて知りましたね。

投稿: H.K | 2015年11月29日 (日曜日) 21:29

H.Kさんへ

そうでしたか

投稿: 玉井人ひろた | 2015年11月30日 (月曜日) 08:16

そうですか。古代では民主は民の主人という意味
だったのですか。
でも、言葉は時代と共に変遷する。現代の民主の
意味を昔の民主にもっていこうとするやからを
許したくないですね。

投稿: あね | 2015年11月30日 (月曜日) 18:30

あねさんへ

仰る通りです

投稿: 玉井人ひろた | 2015年11月30日 (月曜日) 19:49

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