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2016年2月10日

自民スキャンダル

育児休暇取得を検討すると表明していた自民党の宮崎謙介衆院議員(京都3区)について党内外から賛否は上がっていましたが、降ってわいたのが週刊誌での女性タレントとの不倫報道です。

自民党内からも少しづつ賛意の声が増えつつあったところへこの報道、自民党議員は沈黙してしまいました。

ところが、連立を組む公明党の漆原良夫中央幹事会会長は、ハッキリと意見を出しましたね。

国会議員は高い倫理観が要求されている。事実かどうか、本人が国民にきちんと説明する必要がある」
「国会議員は個人の行動も含め、国民から厳しく見られる立場だ。公人としての心得や緊張感を持たなければならない」

甘利衆議の大臣辞任で、馳大臣のスキャンダルなどをもみ消しかけていた自民党にとってはかなりの痛手であることは、誰にでも判りますね。

それに加えて、自民党は今・・・

高市早苗総務大臣は、2016年2月8日の衆院予算委員会での発言、

「行政が何度要請しても放送局が‘政治的に公平であること’と定めた放送法4条の違反を繰り返した場合、電波法に基づき電波停止を命じる可能性が将来にわたり全くないとは言えない

という「報道の自由」に対する国家権力の行使を行うような発言をしました。

そして、丸川珠代環境相が7日の長野県松本市の講演で、

国が除染の実施基準を年間被曝量「1ミリ・シーベルト以下」としていることについて、「どれだけ下げても心配だと言う人たちが騒いだので、その時の細野環境相が何の科学的根拠もなく急に言っ(て決め)た

民主党政権時代に国が決めた年間1ミリシーベルトは“でたらめ”なものであるかのように言ってしまったようです。

両大臣は、その内容に対するコメントを出していますが、宮崎議員は、だんまり、トンズラ、まるで芸能人のような態度です。

漆原良夫中央幹事会会長がいうように、そこには何十万と言う投票してくれた有権者に代わって政局に携わるという国会議員と言う姿勢は感じられない・・・ですよね。

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コメント

漆原氏のコメント、いいですね。

投稿: 鹿児島かっちゃん | 2016年2月10日 19:11

鹿児島かっちゃんへ

当たり前と言えば、当たり前のことなんですがね

投稿: 玉井人ひろた | 2016年2月10日 19:30

甘利氏の疑惑もとんと解明をすずめず。
金と政治の問題は今の始まったことというより
政権党そのものの体質なんですね。
トヨタに研究費と称して数千億円の減税。そして
自民への献金もずば抜けてトップのトヨタ。
結局私たちの税金はどこへ・・。
不倫騒動は個人の問題だけど
高石、丸川発言は重大。
国家がメディアに言論規制を堂々と宣言する。
1ミリシーベルトだって、国際放射能防護委員会
が「できるだけ浴びない方がいいが、これはあびても
最高限度」とはっきりだしている。
丸川さんはしらんのじゃないの。

投稿: あね | 2016年2月11日 14:08

あねさんへ

もっと情けないのは、あからさまに安倍総理が「私は関係ない事」と言うような答弁に終始したことでしょう

投稿: 玉井人ひろた | 2016年2月11日 15:47

金子氏、
「やり直す気?あるの?」
M氏
「あります」
K氏
「じゃ、恥をかいてきなさい」
そして・・・

許すつもりか?
なかなか出来たひとだな?

投稿: もうぞう | 2016年2月11日 19:05

もうぞうさんへ

できた人です

投稿: 玉井人ひろた | 2016年2月12日 15:31

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