地価の上昇率が日本一⇒ふくしま県
国土交通省が今月発表した都道府県別の住宅用平均地価(基準地価)の上昇率で、福島県が日本一となったことが判りました。
これは昨年に引き続きのことですが、東北6県全体では17年以上も平均地価が下落している中やはり東京電力福島第1原発事故に伴う避難者の移転需要が旺盛さの証になったようです。
その詳細は↓です
- 県全体の平均地価上昇率⇒「2.9%」
- 県内市町村別ランキング・ベスト3
1位、いわき市 → 6.7%
2位、大玉村 → 5.1%
3位、南相馬市→ 4.9%
なんと、我が村が県内で2位に位置しています。
ただ、1位のいわき市は今上昇率が落ち着き始まり昨年よりは低い数字になっていますから、来年には我が村が逆転して1位になる可能性も出てきました。
それを証明するかのように村内には住居用土地の整備工事が増える一方で、目を見張る限りです。
これは、避難者の移住のための住宅の他に、隣接する県内最大の経済都市である郡山市のベットタウンとしての需要が高まったせいも大きいようです。
これに伴って人口増加率も県内3位にまで上昇していることは喜ばしいことですが、地価の高騰に加えてこれから多くの弊害も起こってくる可能性も高まったことも間違いありません。
なんとも、痛し痒しです。
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コメント
交通の要衝、郡山はますます発展すると、想像できますね。
県都も郡山にすれば?
投稿: もうぞう | 2016年3月23日 19:30
もうぞうさんへ
県庁を郡山市に」という要請は明治時代から在るんですが、明治のころは「会津に近くなるのはできない」という反対が有ったり、後年は福島市民の猛反発があったり、等の理由があり実現していません。
実際に交通の便を考えても郡山市か本宮市のように県の中央部に位置するところのほうが良いと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2016年3月23日 19:43