ワシントンDCの「桜まつり」までが中・韓に・・・
毎年春、アメリカ合衆国の首都である「ワシントンD.C.」で毎年春に行われる「全米桜祭り」(National Cherry Blossom Festival)は、日本以外では最大の桜のお花見イベントとして日本でもよく知られています。
これは、明治45年(1912)3月27日に当時の東京市長(現在の都知事)であった尾崎行雄氏からワシントンに友好の証しとして桜が贈られたことを記念して行われているお祭りで、イベントのタイトルには今でも「Sakura Maturi(さくらまつり)」と日本語の読みがそのまま使われているそうです。
(※桜の木をワシントンD.C.に持ち込もうという試みは、公式に植樹される以前から日本旅行で桜の美しさに魅了され帰国したエリザ・シドモア(ナショナルジオグラフィック協会初の女性理事)によって、アメリカ陸軍管理者に対してポトマック川河畔沿いに桜の木を植えることをずっと提案し続けられていた。)
これだけ、日本でも知られたアメリカの桜のイベントなのですが、驚いたことに送り元である東京都の現職知事で、このイベントに参加した人は誰も居なかったんだそうで、一部からは「東京都知事はワシントンDCが嫌いなのか?」という揶揄までささやかれていたそうです。
今何かと叩かれている舛添東京都知事は、そのことを聞き付け春に渡米し現職の都知事として初めて「全米桜まつり」のメインのパレードに参加してきたんだそうです。
ところが、そこで舛添都知事は(恐ろしいくらい)とんでもない光景を目にし、愕然としたそうです。
パレードはマーチングバンドが先導し、その後を参加した市民が続くのですが、その市民の先頭の大集団は全員が中国人(中国系アメリカ人)で、プラカードには「東洋とアメリカの交流の始まりとなった祭り」と言うようなことが記載されていたそうです。
そして、海上のそこかしこにパンダの風船があり、まるで“この桜は中国がアメリカに送ったもの」とアピールしているようだったそうです。
舛添知事は、赤いオープンカーに乗り「これは日本からの桜です」とアピールしながら手を必死に振ったそうです。
このワシントンDCの桜の大部分がソメイヨシノなのですが、これに関して韓国では「ソメイヨシノは韓国の済州島の王桜を改良したもので、原産は韓国の桜である」という主張を今でも続けています。
(ちなみに、韓国の「王桜」と、日本の「ソメイヨシノ」はまったく別種であることが、植物学の世界では常識となっています。)
こんなところまで、中国と韓国は「反日・抗日」の活動を行っていたとは、すごいとしか言えません。
>
>尾崎行雄氏がワシントンD.C.に贈ったサクラは計12種類で、内訳は
- ソメイヨシノ(1,800本)、
- 有明(100本)、
- フゲンゾウ(120本)、
- 福禄寿(50本)、
- ギョイコウ(20本)、
- イチヨウ (160本)、
- ジョウニオイ(80本)、
- カンザン(350本)、
- ミクルマガエシ(20本)、
- シラユキ(130本)、
- スルガダイニオイ(50本)、
- タキニオイ(140本)
合計3020本だったそうですが、その他に虫が有ったとして消去された2000本の桜や、枯れたため追加した物を含めると、総計では6000本になるそうです。
太平洋戦争が始まると、2~3本切られる事件が有ったそうですが、市民は「日本の桜」を「東洋の桜」に名を一時的に変えて「日本への友好の証し」を守りぬいた歴史があります。
アメリカという国の懐の深さを垣間見るきがします。
| 固定リンク | 0
« 冷めた‘おにぎり’ | トップページ | キヌア »
コメント
中国と韓国の反日、最近は「焦り」というか、「稚気」と感じるようになりました。ところがこの「稚気」、アメリカや東欧で勢いを増し、日本の「稚気」がややかすんで見えます。
北朝鮮を見習うところはないでしょうが、理系優先、文系軽視の風潮がそうさせたのかなあ?
投稿: ましま | 2016年5月14日 08:38
ましまさんへ
日本国内の文化的常識(慎み)が、外国では受け入れられないというのが基本でしょう。
投稿: 玉井人ひろた | 2016年5月14日 13:57
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
凄い数の桜ですね。w(゚o゚)w
投稿: H.K | 2016年5月14日 21:34
H.Kさんへ
その通りですね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年5月14日 22:45