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2016年6月の30件の記事

2016年6月30日 (木曜日)

ゲリラ表明・・?の小池氏

いたって波も立たず、東京都知事選は自公都連が永田町の論理を基にして粛々と進んでいるかのようだったが、小池百合子元防衛相の出馬記者会見で大慌ての様相です。

何も連絡を受けていなかった辞任党本部はもちろん、自民党東京都連では「まったく聞いていない。びっくりしている。本人から相談がなく、承知していない」などの声とともに小池氏対し怒りをあらわにしているという報道が流れました。

おもしろいのは、小池氏が記者会見で

「東京はアベノミクスの牽引役になるべきだ」

つまり、「アベノミクス」という安倍政権のシンボルをあしらった“錦の御旗”を、掲げてしまった形だからです。

この「アベノミクス」の御旗を掲げた小池氏の出馬、新聞によっては「ゲリラ表明」とも書いていますが、戊辰戦争の時に薩長同盟が、天皇の許可も無く勝手に作った「錦の御旗」で、幕府軍の戦意を喪失させ勝利した、あの戦法に酷似しているのがとても面白い。

そしてさらに、怒り心頭の東京都連や自民党関係者に対し、有権者である東京都民のネット上での反応はさらに面白い。

  • 『話を通してない』とは「(自民都議連は)なんという上から目線」
     
  • 「都議会のいいなりになるやつより、まし」
     
  • 選ぶ、選ばないは(自民都議連ではなく)東京都民なんだけどね

などの書き込みが寄せられているわけでして、小池氏の行動への評価は意外に受け入れられており、もしかすると無党派層の票を集め、圧勝する可能性も見えています。

ただし、当選すれば「我が自民党の大勝利」と小池氏を最初から予定したかのように持ち上げる‘永田町論理’が横行することは確かです。

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2016年6月29日 (水曜日)

否 決

東北・北海道で最大企業である「東北電力」の株主総会が28日(火)に、本社がある仙台市青葉区で開かれ、およそ800人の株主が参加したようです。

会社側の報告↓

  • 原油価格の値下がりなどから昨年度の決算は最終的な利益が過去最高となったこと
  • 地域の理解を得ながら原発の再稼働を目指す方針であること。
  • 取締役の選任などの議案

上記のことが、示されすべて‘可決’されました。

それに対し、株主側(の一部)からの提案↓

  • 原発事業からの撤退を求める
  • 原発の廃炉を求める

という意見や提案が提出されましたが、すべて‘否決’されました。

同じ日、「東京電力」でも株主総会が開催され、株主側からは同じく廃炉などの議案が出されましたが、こちらも全て否決となったようです。

これによって、津波でも止まらなかった、東北電力の各原発、そして東京電力福島第2原発、の再稼働はかなり現実味を帯びてきた気がします。

その賛否は別として、このニュースの新聞記事がどちらもとても小さいものだったのは、選挙に関係しているからでしょうかね?

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2016年6月28日 (火曜日)

「のうさくもつ」だと、ズ~っと思っていた

朝の報道番組を見ているときに、今年の天候不順で‘農作物’に影響が出ていて、値上がりが起っているというようなリポートが放送されていたのですが、そのときにリポーターが「のうさくぶつ(農作物)」を連呼するので気になってしょうがなかったのです。

そしたら、スタジオのMCも「のうさくぶつ」というではありませんか。

私にとって「農作物」は「のうさくもつ」と読むのが常識でしたので、耳障りでしょうがなく「こいつらちゃんと読めないのか?」と、頭に来てしまったのです。

ところが・・・「農作物」の読み方は↓

のうさくぶつ」 ⇒ ○ (正解)

のうさくもつ」 ⇒ ☓ (誤り)

だったことが後で判明しました。

つまり、わたしはズ~っと間違った言い方をしていたのです。これは、ちょっと衝撃でしたね。

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2016年6月27日 (月曜日)

にゅうばい

質問> あなたの地域では「梅雨(つゆ)」のことを何と言いますか?

私の答えは↓です

  • わたしは普通に「梅雨(つゆ)」ですが、母親や、70代以上の多くは「にゅうばい(入梅」と言うのが一般的です。

ネットで検索したところ、東京や神奈川でも昔は梅雨(つゆ)と言わずに「にゅうばい」と言っていたとの記載を見つけました。

私が所持する「大辞林」と「日本語大辞典」には「入梅」について↓のような解説が記載されていました。

<にゅうばい(入梅)>

 

    1. 雑節の一。太陽黄経が80度に達した時。暦の上で梅雨期に入る日で、6月11日頃。また、梅雨の季節になること。つゆいり。
    2. 梅雨期を表す、東日本(関東や東北)などでの言い方

つまり、元々は関東や我が地域では「つゆ」という言い方は稀だったか、無かったか、だったようです。

では、「つゆ(梅雨・黴雨)」というのは、どこの言い方だったのか?

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2016年6月26日 (日曜日)

政治家の人気取りに乗せられた?英国民

正式には『グレートブリテン及び北アイルランド連合王国』と言うため、世界では『ユナイテッドキングダムまたはUK)』というのが常識だそうです。

ところが世界で唯一、日本ではポルトガル語またはオランダ語の「イングランド」を示す言葉の[エンゲルス(エゲレス)」が語源とされる「イギリス」または「英国」と言うのが一般的ですね。

それはともかく、英国でEU離脱を問う国民投票が行われ、離脱派が勝利し世界に激震が走ったその後です。

日本国内では、円高や株安などのいろいろな影響も出始め、憶測が飛んでいますが、
当のEU側の反応は、日本とはかなり差がある反応が出ているようです。

あの後、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領など主要6カ国の首相が協議した結果はというと↓です

  • イギリスに対し速やかに離脱手続きを実行するよう求める

という、イギリスに対しなんとも冷静と言うより冷淡な態度を示し、まるで離脱を待っていたか?のような対応を示しています。

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2016年6月25日 (土曜日)

まるで ‘I S デスノート’

週間ジャンプに連載された人気アニメで映画化もされた「デスノート」というのがありました。

これは死神が持っているノートの名ですが、このノートに名前が書かれた人物は必ず死ぬという代物で、それを利用し犯罪者を次々と殺害していく主人公の普通の青年を描いたものでした。

まさしくこのデスノートのようなものが現れ、いま世界中で大騒ぎになっているようです。

造ったのはあのテロ集団でイスラム国を名乗る組織=I Sです。
内容は世界各国の4000人以上の氏名、住所、電話番号、勤務先など、詳しい個人情報が書かれたもので、それらの人物は全て殺害予定者の名簿、つまり『殺害リスト』です。

I Sは、『リストに掲載された人物を直ちに殺せと世界中の“支持者”たちに呼びかけているのです。

恐ろしいのは、その名簿に記載された人物とI Sには何も接点がない事、つまり無差別殺害指示です。
そしてその名簿には、なんと、日本人も約70人近く含まれているらしいのです。

世の中には、I Sに狂信している者の他に、シリアルキラーのように「殺しが好き」と言う人物、さらにただ世に不満を持っている人は数えきれないほど存在するのが現実です。

もし、そのなかのたった一人でも、米フロリダ州で起きた“49人殺害”のローンウルフのように、日本国内の繁華街などで名簿をもとに‘殺す理由を与えられた’輩が、あちこちで現れ暴れ出したら・・・・イギリスのE U離脱どころの騒ぎではありません。

明らかにはされていませんが、そのリストの人物が傍に居たら?、まさかの自分だったら?・・・恐怖です。

I S、とんでもないことを考え出す集団です。

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2016年6月24日 (金曜日)

まさかという坂がまた

まさか、イギリスの国民投票が「IU離脱」を選択するとは思っていませんでした。

離脱派の理由は「多数の移民によって、イギリス人の雇用が奪われている」と言うものでしたが、離脱によってこんどは日本企業など多くの企業がイギリスを離れ、とてつもないイギリス人の失業者を生むことを考えなかったのでしょうか?

世界には、日本国内にはどんな影響が及ぶのでしょう。不安です。

これによって、日本国内には安定を望む傾向が強くなると思われ、自公・与党にとって参議院選には追い風になりそうな予感がしますが、そんな小さなことでは済みそうにない予感がします。

それに対し、安倍総理は参議選応援を優先しているようで、首相官邸を不在にしているようですが、総理不在の場合は歴代内閣では官房長官が官邸に在籍しているのが常識でしたが、現在は安倍総理も菅官房長官も不在になったままのようです(官房副長官が官房長官の職務を代行している)。

さらに外務大臣まで不在だとか・・・

軽く見ているんでしょうか?それとも‘策が無い’から居てもしょうがないと・・・・?

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2016年6月23日 (木曜日)

アジサイ ≠ 紫陽花

梅雨の花の代表と言ったら、なんといっても紫陽花でしょう。

しかし、この紫陽花と言う漢字と「アジサイ」という言い方の組み合わせ、改めて考えるとなんとも奇妙な組み合わせ、読み方・読み合わせだと思うのです。

そしたら、その理由が判りました。

本来は「紫陽花」という漢字と、「アジサイ」という名称は別々のもので、それぞれに違う語源と由来があった言葉を誤解から組合せられたものだったようです。

ですから、なんとも不可思議な読みになっていたんですね。

<アジサイの名称の語源と由来>

  • 古くは「アヂサヰ(あづさヰ)」の形だった。
    アヂ’は、小さいものが多く集まるさまを表す語。魚のアヂ(鯵)もそこから来た名称。
    サヰ’は、「真藍(さ・あい)の縮約、もしくは「サ(接頭語)+アヰ(藍)」縮約したもの。

    このことからアジサイとは、藍で染めたような色の小花がたくさん集まって咲くという意味から名が付けられたとされる。
     
  • アジサイの漢字として『集真藍』と書いたという説も見られるが、それは誤りである。
    これは「集(アズ)真(サ)藍(アイ)」が語源とする説の推測にあわした‘当て字’である。

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2016年6月22日 (水曜日)

異音には、ご注意!

異音に注意というタイトルで、直ぐに思い出すのが自動車ではないかと思いますが、今回のそれは違います。

Img_2895←私が長年愛用している椅子です。

近くのホームセンターでとても安い値段で買ったものですが、使い心地もよく気に入っています。

時々、わが家の猫がこれを独占していることも有る椅子ですが、今朝それに腰かけていた時にガタガタと音がしたので、妻が「壊れたの?」と問われたのです。

かなり年季が入った椅子なので、あちこち音がするのはいつものこと。

なので「そんなことは無い・・・」と思ったのですが、ねんのためにひっくり返して点検してみたのです。

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2016年6月21日 (火曜日)

中国の反応が面白い・(舛添知事の辞任劇)

ついに舛添氏の最後の登庁を終えた映像が流されています。

今回の都知事スキャンダルのニュースはお隣の中国・香港などでも、舛添氏が週末に公用車で別荘に移動していたことや、クレヨンしんちゃんの本購入や、家族旅行の宿泊代金や洋服代など440万円を流用していたほか、海外視察ではスイートルームやファーストクラスを利用するなど、2億円もの公費を支出していたとの事実関係を‘正確’に報道されていること、その関心度に驚かされます。

おもしろいのは、その報道(WEB)に対して投稿された、中国人の方々のネット上のコメント内容は↓です。

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2016年6月20日 (月曜日)

改正公職選挙法が19日施行された

選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられた改正公職選挙法が昨日の6月19日の午前0時をもって施行されたニュースは、舛添知事問題などにかき消されるようにちょっとだけ報道されましたね。

改正された公職選挙法が最初に適用される参議院選挙投開票日の7月10日(日)もあと2週間後に迫ってきました。どうなるのでしょう?

今朝の福島県地元紙の(わが家で購読している県内最大紙)「福島民報」には、同社が福島テレビと共同で行っている福島県内での国政等に対する福島県民世論調査の結果が掲載されていました。

消費税引き上げ延期をどう考えるか

  1. 延期したほうが良い・・・50.2%
  2. 予定通り引き上げ ・・・24.1%
  3. どちらとも言えない ・・20.3%
  4. わからない     ・・・ 5.4%
     

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2016年6月19日 (日曜日)

あかざ・・・?

Img_2889

↑は、日本中で見られる雑草の「アカザ」です(※フォトのは正しくは「シロザ」)。

そして次のフォイト。

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2016年6月18日 (土曜日)

市松模様の・・・

2020年の東京オリンピックは、国立競技場の見直し、エンブレムの見直し、そして主催都市の知事の見直しと‘みそ’が付き続けています。

そんな中、我が村に隣接する福島県の本宮市(本宮中條)にある「カミカワ服飾」では19日の「父の日」に向けて、市松模様のネクタイを発売したことがニュースになりました。

同社では、2020年東京五輪・パラリンピックの大会公式エンブレムに使われた日本古来の市松模様のネクタイを作ることによって、近年の「クールビズ=ノーネクタイ」の傾向を見直してもらおうという考えも有るようです。

製品は

  • ワイシャツの襟元に引っかけるだけで結ぶ必要のないフックタイプ(税込み4860円)
  • 通常タイプ(税込み4104円)

上記の2種類でそれぞれ藍、紺、紫の3色と、同社オリジナルの‘表からは見えないネクタイ留め「ウエーブフィッター」’がセットになっているそうです。

知事が変って、まさか、エンブレムもやり直しなんてことはないですよね?

なんだか、まだまだ何かが起きそうな予感がする東京オリンピックです。

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2016年6月17日 (金曜日)

‘目覚めが早くなった’と感じたとき

年をとると早起きになるのはどうしてだろうか?と、昔よく思ったものでしたが、50歳を越したころからでしょうか、まるで日の出を感じているかのように目覚めてしまう最近の自分自身に、改めて不思議を感じています。

一般に「体内時計の24時間の周期が短いと早寝早起きになりがちである」ということまでは知られているようですが、年をとっても体内時計の周期は変化しないそうで、それとは無関係のようです。

結局のところ、科学的にはまだ解かっていないそうです。

ただ、加齢による体力の低下が要因で、夜早めに眠気が来るため結果として早寝するようになるから、早起きになってくるのではないかと言うことです。

なんとなくそうかなと思いましたと同時に、小椋佳さんがプロデュースし監督もしたミュージカルの中の歌に「若い者は、老人より早く起きてはならない、自尊心を傷つけるから・・・」というような内容の歌詞が有ったのを、ふと思い出しました。

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2016年6月16日 (木曜日)

「 SEKOI 」

ほとんど日本国内では話題になりませんが、アジア、ヨーロッパ、アメリカを中心に、いま世界では‘日本ブーム’が起こっています。
多くの国々のテレビ、特にアジアでは日本を紹介する特集番組だけを放送するものが有るくらいです。

それにつれて、日本語の多くがそのまま使われることも増えています。

ただ、今回のアメリカ・ニューヨークで紹介された日本語は、何とも恥ずかしいです。

【アメリカ新聞社のニューヨーク・タイムズ(電子版)は6月15日、舛添要一東京都知事が政治資金流用などの疑惑で辞職を決めたことについて、
「今回のエピソードを言い表すのに最も頻繁に使われた言葉は恐らくsekoi(せこい)」だろう」
と指摘し、『せこい
という日本語を紹介しつつ舛添都知事問題を報じた。

というものです。

覚えてもらっても差し支えないですが、その言葉と舛添氏とをセットにして報道され、アメリカ人に知られる言葉としては、なんとも困ったものでしょう。

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2016年6月15日 (水曜日)

まさかの 国策なら

舛添都知事、ついに辞職することになりました。

何年か前、原発問題で激しく‘国と反目し合っていた福島県’の知事のときも、降ってわいたスキャンダルで知事が辞職に追い込まれました。

辞職後の裁判では、マスコミなどが実しやかに出した汚職のスキャンダルは全てただの嘘で、裁判所では証拠にならなかったのですが疑わしいから有罪と言う何とも不思議な判決で結審しました。

思い起こせば、今回の舛添都知事の場合は、東京オリンピック開催予算について都への負担を強行してきた国と、国家行事なので国が主体となるのが当然と言う東京都側代表としてと激しく反目していた舛添都知事でした。

その結果としてマスコミは新国立競技場の異常な建設費などでオリンピック委員会らをやら玉に上げていました。

そして降ってわいた舛添都知事の違法ではないが適切でないというなんともスッキリしないスキャンダルです。

なんとなく、似たような(国策の)匂いがするのは気のせいでしょうか?

佐藤氏が知事を辞職した年に安倍晋三氏が総理となりました。そして今回も安倍晋三総理、なにか不思議な巡り合わせ?

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2016年6月14日 (火曜日)

圧倒的に多い‘中高生’の加害者

公益財団法人 ・交通事故総合分析センターによる「自転車が加害者となる事故」の傾向と対策についてという平成26年(2014)のデータです。

  • 自転車事故は年間約110,000件発生し、10年前と比較すると40%ほど減少しているが、そのうち対歩行者事故の減少率は2.5%にとどまっている。
  • 対歩行者事故・自転車相互事故を起こした運転者(人口10万人当たり)で見ると、16~18歳がもっとも多くなっている

つまり、自転車が加害者となる人身事故はあまり減っておらず、その加害者のほとんどが中学生・高校生の自転車によるものとなっているようです

その理由としては、通学等で自転車を利用する頻度が高くなることと、18歳以上の年齢になるとバイクや自動車へ移行していくからだろう、と分析されているようです。

私が目撃する自転車の逆走、一時停止無視、飛び出し、ながら運転、傘を持った片手運転(条例違反)という違反をしているのはほぼすべて高校生(もしくは中・高齢女性)ですので、分析の正しさは実感できます。

通学生になると小学生に対し、高校生になると中学生以下の者に対し「真面目にルールを守るのは子供だ」と言うような考えが、‘ステータス’のように考えることが発生します。

それは、私も経験しましたからよく解るのですが、そんなことで交通事故をおこし、人身事故(死亡事故)になれば、その賠償はすべて親が対処することになっていきます。

警察の取り締まり強化や家庭もそうですが、中学・高校でももう少し交通ルールと、そのルールの存在理由を責任を持って徹底的に教えてもらいたいものです。

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2016年6月13日 (月曜日)

機微(きび)・・・とは?

きょうの東京都議会での舛添知事に対する集中質疑で、「会議をしていたとされる相手を答えてください」という質問に対し、舛添知事が答弁した内容に、耳新しい言葉がありました。

「会議をした相手については‘機微(きび)’な事でありますので、お答えすることはできません・・云々」

字幕テロップが無かったら、「きび」の漢字すらも解かりませんでした。学のある人は、難しい言葉をさらっと言いのけるもんだと、ちょっと感心もしてしまいましたが、凡人の私には初めての言葉でもありますし意味が不明でしたので、直ぐに調べました。

辞書には↓

機微(きび)とは・・
「容易には察せられない(表面からは知りにくい)微妙な・事情・心の動き・おもむき。」

と、書かれていましたが、舛添知事の使い方とは少し違うようなので、さらに調べてみました。

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2016年6月12日 (日曜日)

なすび・・と・・エベレスト(チョモランマ)

東日本大震災後、郷土の福島を元気にしたいと世界最高峰エベレスト登山に3度挑戦するも果たせず涙した福島市出身のタレント「なすびさん、それが4度目にしてついに成功したニュースは福島県内ではうれしい話題となりました。

11日に帰国しそのあしで福島市に就いたなすびさんは

試練や苦難の連続だったが、福島に元気、夢、希望をという気持ちで頑張ってきた。」
「無事(日本に)帰ってこられた。一生かけて福島を応援したい

と本県への思いをあの独特の顔にひげをはやした笑顔で語ったそうです。

エベレストと言えば、女性で世界初の登頂に成功した登山家で同じく福島県出身の「田部井純子」さんを頭に浮かべる人も多いと思いますが、登山素人であるなすびさんの登頂成功は凄いとしか言いようがありません。

実は、高度8000メートルの高地で遭難した場合、遺体の回収は困難を極めるため、今でもエベレストには200人以上の遺体が残されているんだそうで、稀に遺体を横目に見ながら登らなければならない時が有るんだそうです。

遺体は太陽にさらされて白くなり、手足は曲がった状態で、氷の裂け目に隠れたり、雪の下に埋まった姿を晒しているそうです。

故植村直巳さんの奥さんには、登山を反対されたそうですが、なすびさん、この200人の中に入らずによかったと思います。

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2016年6月11日 (土曜日)

減ったのか?増えたのか?それとも同じ?

福島県は6月10日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で県外に避難している人数(2016年4月1日現在)を発表しました。

  • 避難者の総数 ⇒ 1,582
    前回調査(2015年10月1日現在)より‘521人’減少
  • 避難者の内の‘18歳未満の子ども’ ⇒ 9,846
    前回調査(2015年10月1日現在)より‘711人’減少

震災の翌年の2012(平成24)年4月に統計を取り始めて以降、初めて1万人を下回ったことになりましたが、その理由について県は↓と、分析したようです。

「子どもを連れて帰還した人の増加や、18歳未満の子どもの減少などが考えられる」

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2016年6月10日 (金曜日)

キラキラネームは明治のほうがすごい

明治政府の高級官僚で帝国陸軍の軍医総監(=中将相当)を務めた人物、そして現代では文豪として知られている「森鴎外」こと、本名‘森 林太郎’氏が我が子に付けた名前が凄いのです

  • 長男= 於菟(おと)  ; オットー
  • 長女=茉莉(まり)  ; マリー
  • 次女=杏奴 (あんぬ);アンヌ
  • 次男=不律 (ふりつ);フリッツ
  • 三男=  類(るい)   ;ルイ

鴎外の孫にあたる、
長男於菟の子供の名前もまた凄い

  • 長男=真章: マクス(鴎外が命名)
  • 次男= 富 :トム (鴎外が命名)
  • 三男=礼於 :レオ
  • 四男=樊須: ハンス
  • 五男=常治: ジョージ

さらに
長女茉莉の子供は、「爵(ジャク)」となっているのです。 

これらは 明治時代 に名付けられたことになります

森鴎外は官僚時代にドイツなどのヨーロッパ生活の経験があり、我が子にもそうなった場合に外国人が呼びやすい名前を付けたのか?たんに西洋好き(西洋かぶれ)のかの真相は解かりません。

しかし、どの名も外国へ行っても通じるような、いわゆる今の「キラキラネーム」や‘「DQNネーム(ドキュンネーム)」とか言われる名前とほぼ同じであることに驚かされます。

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2016年6月 9日 (木曜日)

加湿器に消毒液

加湿器に消毒液をいれるという事件が病院で発生しました。と、聞けば真っ先に思い出すのは韓国で起こった事件ですね。

ところが今回は日本でのことです。

名古屋市西区の名鉄病院で、肺炎で入院した1歳男児の病室の加湿器に、看護師が精製水の代わりに消毒液を入れて作動させるミスがあったことが9日、分かった

病院によると、5月24日夜に男児が入院。
その際、治療で入った酸素テント内の加湿器に、女性看護師が精製水と取り違えて、病室の洗浄に使う消毒液約40ミリリットルを入れた。

テントを外した27日まで誰も間違いに気付かなかった。

男児に被害が無いらしく、病院は家族に謝罪したようです。

被害が無かったから謝罪だけで済んだのでしょうが、約4日間もその重大ミスに気付かなかったこと、それが最も重大な点です。

単純ミスですが、そんなことで命を無くしてはたまりませんし、いつ我が身に起こるかわからないことです。

患者自体も、身を守るため確認する術を持つべきなのかもしれません。

スーパーやコンビニなどで、店員が単価を読み上げること、病院も簡単な作業では「OOをしました」と言ってもいいんじゃないでしょうかね

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2016年6月 8日 (水曜日)

今のマスコミは‘弱いものいじめ’しかできない

毎日、テレビでは舛添東京都知事の公私混同の公費無駄遣いの追及を行う都議会の様子と、その報道によって「辞職だ」、「東京の恥だ」とか都民はもとより、全国のにわか評論家のバッシングの嵐をことさらに強調したテレビ放送ばかりです。

お忘れでしょうか?

平成11年(1999)~平成24年(2012)まで続いた石原慎太郎都政での石原知事が行った“公私混同”の問題です。

その1>2001年、石原氏は01年6月、ガラパゴス諸島を視察

  • 往復の航空運賃はファーストクラスを利用し143万円以上を浪費
  • 視察での宿泊は4泊5日の高級宿泊船クルーズを行い、本人の船賃だけで約52万円を使用。
  • 随行した秘書などの費用も含むと、視察総費用は約1590万円にのぼった

その2>2004年「サンデー毎日」の『知事交際費』の闇実態

  • 高級料亭などを使って一回に数十万単位が費やされていた「接遇」。
    徳洲会理事長の徳田虎雄氏や文芸評論家の福田和也氏など、石原氏の友人やブレーンのメシ代に税金を湯水のように使った

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2016年6月 7日 (火曜日)

キャロラインが二本松に

キャロライン·ケネディ駐日大使は就任し来日すると間もなく福島第一原子力発電所を訪問しましたことはちょっとした驚きでしたが、こんどはお暗示福島県内にあるJICA訓練施設にやってきました

場所は、我が村の隣にある二本松市に平成6年(1994)に作られたJICA二本松(二本松青年海外協力隊訓練所)です。

こんな近くにアメリカ中に大使がやってくることは例外だと思います。これも東日本大震災と原発事故の被害地の訪問の一環なのかもしれませんね。

こう言うのを‘災い転じて福となす’と言うことわざに置き換えても良いのでしょうかね?

私には、判断が付きかねますが、マチュピチュ村のことと言い、我が村の周辺環境はちょっとした国際化で、なんとも複雑な心境です。

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2016年6月 6日 (月曜日)

もう6月だよ

回ってきた回覧板、それほどのお知らせは無いのでいつも‘ななめ読み’するのが常ですが、稀に面白い発見があります。

今回のにそれが有りました。

道路交通法が改正になり、自転車の取締りも強化されましたが、未だに逆走(右側通行)を平然とする自転車を見かけますし、自転車による死亡事故が多発傾向にある中、各都道府県でも重大事故防止のため似たような運動を行っているようです。

その運動期間もほぼ同じく「5月」のようで、そのチラシは「福島県警察本部総務課」からのものも「自転車の安全利用の促進」というタイトルでサブタイトルが「5月は自転車月間です」というものでした。

つまり、このキャンペーン(5月1日~5月31日)の回覧板が届いた今はもう6月で、既に終了しているわけです。

事情はあるのでしょうが、お役所ってこんな仕事でもちゃんと給金が支払われるんですよね。

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2016年6月 5日 (日曜日)

‘謝罪’するのは・・・

田野岡大和くん行方不明事件は無事解決しました。本当に無事発見できてよかったとお思います。

さて、その発見を受け大和君の父親が記者団に言葉、わたしにはどうしてもがてんがいかないところが在るのです。

父親のコメント↓

「この度は私の行き過ぎた行動で息子に大変、つらい思いをさせてしまい、学校の関係者、捜索にあたって頂いた方々、皆様にご迷惑をお掛けしました。

深くおわび致します

皆様にご迷惑をお掛けしながら、捜索に携わって頂いた方々、皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にどうもありがとうございました。

これからは、息子に対してもっともっと、今までも愛情をいっぱい注いできたんですけれど、今まで以上に息子と一緒に、ともに息子の成長を見守っていきたいと思います。

どうもありがとうございました」

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2016年6月 4日 (土曜日)

14万か所以上、さらに増加中

福島県は6月3日(金)、東京電力福島第1原発事故に伴い行われた除染作業で出た汚染土壌などを保管する仮置き場や現場保管の状況を公表しました。

それによると、今年の3月末時点で県内59市町村中、全域が除染特別地域の「楢葉、富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘」の7町村を除いた52市町村の仮置き場、住宅の庭先や学校などでの保管を合わせた総合計は「14万2228ヶ所」になっているとのことです。

もちろんこの中には、わが家の庭のも入っていますが、こうして改めて数字で見るとすごい数です。

もう全国報道には取り上げられることは無くなりましたが、福島県内の福島市や郡山市などの市部を中心に住宅の除染作業はま終わっておらず継続中なのです。

つまり、これからさらに万単位で増えていくので、最終的な数量は完了日と合わせて想像もつきません。

福島県の東日本大震災からの復興はまだまだです。

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2016年6月 3日 (金曜日)

投票の練習・・・必要?

「改正公選法」によって選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられたことによって、高校生も投票することになり、福島県選挙管理委員会では先月の5月、県内の各高校で選挙のやり方を体験する『模擬投票』が行われました。

模擬選挙は、福島大生などがやる候補者役の政見放送を見たりした後、校内に設けられた投票所で1票を投じるやりかたで、実際の選挙と同じ手順と投票箱などを使ってのものだったようです。

選挙管理委員会が、このような選挙のやり方の説明をするのは、たぶん戦後では昭和21(1946)年4月10日に行われた戦後最初の「(第22回)総選挙」前と、今回ので2度目になると思います。

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2016年6月 2日 (木曜日)

発行と逮捕の速さの差は何だ?

熊本県山鹿市で、医療機関を受診した際に偽造した『罹災証明書』を提示して、診療費約2000円の支払いを免れようとしたとして60歳の男性が逮捕されたそうです。

熊本県警の説明だと、逮捕された60歳の男性は、自宅について、町から「一部損壊」とする証明書を授受したのですが、「一部損壊」の証明書では厚生労働省が定める↓

「自宅が全壊、半壊、大規模半壊した被災者は医療費が免除か猶予される」

という条件に満たないため、逮捕された男性は証明書の「その他」の欄に「納屋 大規模半壊」と書き加えて‘医療費無料にしようとした’という容疑のようです。

ただし、逮捕された男性はその‘容疑を否認’しているそうで・・・

 もしかすると‘その他’の部分の記載内容を医療機関が勝手に勘違いして医療費控除としての逮捕劇かもしれません。

いずれにしても、証明書の違法に対する対処は早いのに、罹災証明書の発行は遅いのでしょうか?

報道ですと、罹災証明書の発行はさらに遅れる見通しで、今月にも終了せず、7月までずれ込む公算が強くなってきたようですね。

5年前の震災の教訓は活かされないんですね。災害は起ってみなければ、どうなるかわからないことが、また改めて知ることになりました。

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2016年6月 1日 (水曜日)

アベノミクス・・・失敗

きょうの安倍総理による「消費税率10%」への引き上げ時期の‘延長決定’の発表がありました。

そしてその理由演説は長々と語っていましたが、つまりは「引き上げする状況に経済状態が整わなかった=アベノミクス効果が無かった」ということでしょう。

日本国民と言うのは世界で最も‘貯金大好き’(投資はあまり好きじゃない)と言う国民性を持ちます。

ですから、労働者は少しの収入をためその金額に応じて消費の仕方が方向づけられると言っても過言ではないでしょう。

ところが、現在の利息はほぼマイナスです。これでは、心にも余裕が無くなるのが貯金大好きな日本人。

今、消費意欲を出させるなら公定歩合を上げ、最低、最低でも貯金の利息を0.・・%だいから3.0%台以上に戻すことでしょう。

今のままでは、労働者の消費は減る一方です。

安倍総理や麻生財務大臣のお二人のように、生まれる前からのお金持ちには、解からないでしょうけどね。

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