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2016年6月14日 (火曜日)

圧倒的に多い‘中高生’の加害者

公益財団法人 ・交通事故総合分析センターによる「自転車が加害者となる事故」の傾向と対策についてという平成26年(2014)のデータです。

  • 自転車事故は年間約110,000件発生し、10年前と比較すると40%ほど減少しているが、そのうち対歩行者事故の減少率は2.5%にとどまっている。
  • 対歩行者事故・自転車相互事故を起こした運転者(人口10万人当たり)で見ると、16~18歳がもっとも多くなっている

つまり、自転車が加害者となる人身事故はあまり減っておらず、その加害者のほとんどが中学生・高校生の自転車によるものとなっているようです

その理由としては、通学等で自転車を利用する頻度が高くなることと、18歳以上の年齢になるとバイクや自動車へ移行していくからだろう、と分析されているようです。

私が目撃する自転車の逆走、一時停止無視、飛び出し、ながら運転、傘を持った片手運転(条例違反)という違反をしているのはほぼすべて高校生(もしくは中・高齢女性)ですので、分析の正しさは実感できます。

通学生になると小学生に対し、高校生になると中学生以下の者に対し「真面目にルールを守るのは子供だ」と言うような考えが、‘ステータス’のように考えることが発生します。

それは、私も経験しましたからよく解るのですが、そんなことで交通事故をおこし、人身事故(死亡事故)になれば、その賠償はすべて親が対処することになっていきます。

警察の取り締まり強化や家庭もそうですが、中学・高校でももう少し交通ルールと、そのルールの存在理由を責任を持って徹底的に教えてもらいたいものです。

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コメント

気になるのがスマホの片手運転です。道が狭く坂が多い。片手で急ブレーキをかけるとどんなに危険か。経験があるので見かけると注意してましたが、最近はそれが多すぎて、お手上げの状態

投稿: ましま | 2016年6月15日 (水曜日) 16:04

ましまさんへ

自転車でスマホの片手運転をすると道交法では「5万円以下の罰金」が定められていますので、教えてやりたいですね

投稿: 玉井人ひろた | 2016年6月15日 (水曜日) 16:52

小学生の内はまだ良いんですよね。
中学、とくに高校くらいになると、分かっていてやってるんだと思います。
事故のビデオなどを見せて、注意喚起をして欲しいですね。

投稿: もうぞう | 2016年6月17日 (金曜日) 19:59

もうぞうさんへ

3年生の一部は選挙権も会得したことですし、しっかりやってもらって、後輩にも指導してほしいです

投稿: 玉井人ひろた | 2016年6月18日 (土曜日) 08:20

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