アメリカで絶賛 イチロウの所作
アメリカのスポーツ紙において、イチロウ選手のある行動について、↓のようなことが書かれ驚きと絶賛を得ているそうです。
「まるでトロフィーを扱うよう」
「まるで赤ちゃんを扱うようだ」
それは、イチロウ選手の自分が野球で使う道具を、とても大切に扱う姿なのです。それはどんな様子だったかと言うと↓
- バットの位置を調整しながら、ベンチの上に優しく立てかける姿
- ユニフォーム、スパイク、パンツを、自分で(ロッカーに)かけていた姿
- マーリンズのクラブハウスで、イチローが自分の遠征バッグを荷ほどきする姿
普通道具などは、チームスタッフに任せるのが常識ですが、イチロウ選手の道具には誰も触れられないというのです。
イチロウ選手にとって、バットやグラブだけにとどまらず「道具に対する敬意」は「すべての野球道具に持つという哲学が有るらしく、「自分の道具は、自分が扱うもの」と決めているようなのです。
昔、プロゴルファーの故杉原輝雄プロがゴルフの解説をしていた時に、あるゴルファーがミスをした後に、悔しかったのでしょう自分のクラブで地面をたたきつけたのです。
その様子を視た途端、杉原プロテレビ中継を忘れて激怒し、「道具を大切にしない奴は最低のプレイヤーだ。道具を作っている人に対しても無礼だ」と激しく罵りのことばを繰り返したのを思い出しました。
ミスは、道具のせいじゃない。‘商売道具’を大切にしない者はろくな仕事もできないということなのですが、イチロウ選手にもそういう日本人的な「職人気質」が見えたきがします。
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コメント
~~~ヾ(^∇^)おはよー♪
台風は大丈夫でしたか?
イチローの所作かぁ~!
流石って感じですね
甲子園での北海高校の大西君も
一人違ってたよ。
去年の札幌大会一時予選敗退から
準優勝へ躍進のこの夏!
敗者のチームに必ず一礼してからチームから遅れて
自分の応援者の方へ駆けてゆく姿に
イケメンで騒がれてるだけではない謙虚さを感じました!
投稿: Pee | 2016年8月23日 (火曜日) 06:05
Peeさんへ
その所作が、‘わざとらしくない’ということ、それは周囲を気にせず己自身の思いから自然に出ているということでしょう。
粋、というんですかね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年8月23日 (火曜日) 07:57
オリンピックで重量挙げの選手がバーベルに頬を寄せる姿もよかった。
投稿: ましま | 2016年8月23日 (火曜日) 08:44
ミスは、道具のせいじゃない。‘商売道具’を大切にしない者はろくな仕事もできない・・・本当ですねえ。自分に厳しいって言うことはよくきいています。DNAが惜しいなあ・・・
投稿: 山口ももり | 2016年8月23日 (火曜日) 09:09
ましまさんへ
日本の女子重量挙げで銅メダルだった三宅選手も同じことをやっていましたね。
山口ももりさんへ
多くの日本人にその考え方が、姿を変えて存在していると思いたいです。
投稿: 玉井人ひろた | 2016年8月23日 (火曜日) 11:39
負けたとき、道具に当たる人って見苦しさを感じますよね。道具を大事にする人は真剣さを覚えます。イチロー選手、さすがですね。
投稿: 吉田かっちゃん | 2016年8月23日 (火曜日) 14:39
大成するひとは、違いますね。
大成しなくても見習うべき所作ですね。
投稿: もうぞう | 2016年8月23日 (火曜日) 19:58
もうぞうさんへ
農機具などは、大切に使うと何かと経費の節約にもなります
投稿: 玉井人ひろた | 2016年8月23日 (火曜日) 21:00
吉田かっちゃんへ
道具のせいじゃないですからね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年8月23日 (火曜日) 21:01