猪苗代湖で事故続発
7日の日曜日、福島県の猪苗代湖で超低空飛行するヘリコプターのプロペラが起こした風によって、浜辺に有ったテントが飛ばされ、怪我人を出す事件が有りました。
捜査関係者や国土交通省航空局などによると、ヘリは栃木県の関係者3人の共同所有で、パイロットは7日、所有者の1人に頼まれ、所有者ら3人を乗せて栃木県上空を飛行していたそうですが、乗客に「知人がキャンプをしている猪苗代湖に行きたい」と依頼され、予定を変更し北上し福島県の猪苗代湖についたというのです。
猪苗代湖に到着すると、乗客は「もっと低く飛んでほしい」と依頼し、それにパイロットが応じての今回の事故だったようです。
調べの結果、航空法違反の容疑が強まったようです。
- 低空飛行は「地上150メートル以上の高さを保ち飛行すること」と定められているが、パイロットは地上10メートル以下(5~6m)という低空で飛行した。
- 航空法では出発地点から半径9キロを超える飛行は航空管制機関への飛行計画の提出が必要だが、同局によると、当日は提出もなく、ルート変更の連絡もなされなかった
パイロットは「低空飛行は航空法に違反すると知っていたが、言われた通り飛んだ」と供述しているらしいです。
結局のところ、パイロットが悪い事になるのでしょうが、ヘリのオーナーそしてその同乗者にもなんらかの制裁が妥当でしょう。
テレビでの映像をでしか知りませんが、あの高さはあり得ない超低空でしたので、わたしは最初に有人機ではなく、ヘリコプター型ドローンかと思ってしまいました。
さらに、低いまま旋回していたので、ヘリのプロペラが遊泳中の人すれすれでした。
墜落して遊泳中の人々に死傷者が出なかったのが、奇跡だと思います。
昨日は、水上バイクがぶつかって重軽傷者を出す事故も発生していますし、事故が続きすぎです。
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コメント
( #` ¬´#)まったくもう~
自分の事しか考えない人が多くなったよね~!
ドローンならそういうことも起こり得るかもだけど
本物のヘリで人の頭上を飛ぶなんて言語道断も
はなはだしいよねぇ!
北海道でも飲酒運転に高齢者の運転ミス
慣れない外国の観光客のレンタカーでの事故
遊泳禁止区域での水の事故
取り上げればきりがないよぉ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
投稿: Pee | 2016年8月11日 06:09
Peeさんへ
猪苗代のヘリの飛行の仕方は、ほんとうに常軌を逸していました
投稿: 玉井人ひろた | 2016年8月11日 08:01
昔、仕事でヘリに乗った帰りに会社の基地から出ようとすると「あっ、証明書を」と呼び止められました。いまは皇室もたびたび利用してますが、かつては「危険作業手当」の対称だったのです。
投稿: ましま | 2016年8月11日 20:38
ましまさんへ
我が村の夏祭りでは「ヘリでの遊覧飛行」がアトラクションとして行われました。でもやはり、危険であることは変らないと思いますね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年8月11日 21:21