たかが麦茶、されど麦茶
昔の東京では「麦湯(むぎゆ)」と言っていたというように、昔から夏の飲み物として親しまれている「麦茶」ですが、なんとこれが優れた健康飲料なんだそうです。
その効果とは・・・
1.血液サラサラで血圧減の効果
麦茶にはナトリウム(塩分)を排泄する作用があるカリウムが豊富で、血圧を下げる効果がある2.美肌&ダイエットの効果
麦茶に含まれる豊富な水溶性ビタミン(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)で炭水化物や脂質を分解する作用がありダイエットや皮膚の代謝を良くする。3.胃の粘膜を保護する
麦茶の成分には胃の粘膜を保護して胃潰瘍を予防する働きがあることが科学的な実験から明らかになっている
4.抗酸化作用がある
麦茶には「Pクマル酸」という成分があり、これは全ての病気の原因とも言える活性酸素を撃退する働きと、発がん性物質を除去する働きがある。5.体を冷ます効果
麦茶には味わいだけじゃなく、実際に体を冷ます作用がある6.むくみと便秘予防
麦茶には利尿効果があるので、むくみに効果。さらに水溶性の食物繊維があるので、排泄を促す作用もある。7.カフェインが無い
麦茶にはカフェイン、タンニンなどが含まれていないので、子供から高齢者まで安心して飲むことができる。
いろいろな、清涼飲料水が溢れている日本で、これだけの健康効果がある飲料が昔から在ったこと自体もビックリです。
その効果を先人たちは知っていたのかどうかは不明ですが、ここまでの効果は凄いとしか言えないでしょう。日本国の先人の知恵、侮れません。
ただし、飲むときの注意点もあるようです。
- 煮出し・水出しして作ってから日が過ぎた麦茶は、先に書いた効果が無くなってしまうため、なるべく作ったその日のうちに飲み切る。
- 一度のたくさん飲んでしまうと胃液が薄まり体調を崩してしまう恐れが ある。(1回に付き、100ml~200mlを目安に飲むと良い)
- 冷たい麦茶、または氷を入れた麦茶だと胃の活動を弱めてしまう。
- 食事中に飲むことは単に胃液を薄めて消化の妨げになるので、食事中や食後1時間以内には飲まないのがよい
- 大汗をかいた直後は、カリウムはナトリウム排出効果があり、血中の塩分不足を加速させるので飲むことは控える
- 利尿効果があるので、トイレが近い人などは就寝前には飲まない
つまり、夏は朝早く麦茶を煮出し、自然に冷まして氷を入れず、常温のまま少しづつ飲むのが最良の飲み方ようです。
ここで、疑問点です。
- ペットボトルに入れてある市販の麦茶ではダメなのか?
その答えを知って、またまた驚きました。
「市販のペットボトルに入った麦茶は、作ってからかなり日数が経っているものであり、いわば“麦茶味の液体”と考えてよく、麦茶本来の効果は期待できない。」
↑なんだそうです。アハハですね。
ただ、それを、別の考え方にすれば、
‘市販のペットボトル入り麦茶は先に上げた注意事項をあまり気にせずに飲める、お手軽な飲み物’
とも、言えるかもしれませんね()
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コメント
これはこれは普段何気なく飲んでいる麦茶の効能を教えていただきあり難いです。
毎日沸かしますが冷まして冷蔵庫に入れて、飲むときには氷まで入れるのでは、せっかくの良いところが台無しな飲み方でした。なるべくそのままで飲んでみましょうか・・できればですが。
投稿: マコ | 2016年8月28日 20:46
こんばんわ。
自分は、良く家で毎日飲んでいますよ。
投稿: H.K | 2016年8月28日 21:49
マコさんへ
冷やしたほうが、断然うまいですよね
H.Kさんへ
私もです。
投稿: 玉井人ひろた | 2016年8月28日 21:53
はあ、ほんにすごい効果がある。
でも、うちはやかんに煮出しして、冷蔵庫で冷やし
氷まで入れ、何日もかけて
ちびちび飲んでいるのでこれらの効果はなさそう。
でも、ジュースやコーラを飲むよりは
よっぽど良いですね。
さて、だいぶ涼しくなってきたからもう氷は
やめます。
投稿: あね | 2016年8月29日 08:49
あねさんへ
わが家では、冷蔵庫で冷やしていますが、氷は入れませんね。
投稿: 玉井人ひろた | 2016年8月29日 11:49
6.の利尿効果は確かにありますね。でも、市販も自家製も夏場には欠かせません。
投稿: 吉田かっちゃん | 2016年8月29日 16:11
吉田かっちゃんへ
欠かせないですね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年8月29日 16:33
昔から用いられているものに、悪者は少ないですね。
あまりに手抜きなモノは、やっぱり??なんですね。
投稿: もうぞう | 2016年8月29日 18:00
もうぞうさんへ
そうかもしれませんね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年8月29日 18:34