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2016年9月の31件の記事

2016年9月30日 (金曜日)

TOCOGの森会長

『東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(TOCOG)』は、2020年オリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決定したことを受け、同競技大会の準備及び運営に関する事業を行うことを目的に、平成26年(2014)1月、東京都と日本オリンピック委員会(JOC)が1億5千万円ずつを拠出して発足設立した「一般財団法人」です。

その後、同じ年の6月に東京都は57億円を追加投入し、東京都の出資比率が97%以上と言うものになり、翌年の2015年1月1日からは「公益財団法人」となった組織です。

つまりTOCOGは、実質的に東京都の傘下にある組織です。

そこで、なにかと資金や運営面で不透明な部分が多いこの組織を、しっかりと管理課組織にするべきとの声が、自民党都議を除く、公明党などの都議会議員から出始めたのです。

そしたら、組織や森 喜朗会長から「都の出資金を全額返還したい」というような発言が出始めました。
、「安倍総理から任された組織で東京都に指図されるいわれはない」というような発言もテレビで報道されましたように、森会長と組織の役員は東京都(=下部組織)に管理されることがものすごく恥辱と考えているんでしょう。

ただし、前にも記しましたが、この組織はいわば‘東京都がオリンピックのためだけに造った臨時組織’でありますので、本来ならオリンピックが終了し、不要となって組織を解散するときに出資金を返還するのが、世界のこれまでの常識となっています。

森会長、自分が何を言っているのか分っているのでしょうか、甚だ疑問です。

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2016年9月29日 (木曜日)

猪瀬元都知事が福島で言っちゃった

収賄問題で辞職した猪瀬元都知事、なぜか福島県のとあるセミナーに招かれて講演を行っていました。

その講演で、今問題に有っている豊洲新市場の事も話したのですが、その内容は・・・

「豊洲の地下に溜まった水は、基準以下で安全なのに騒ぎ過ぎだ。だれかが、豊洲がいかにも危険なところと風評を煽っている気がする。

それはまるで、福島県の風評被害問題と同じだ・・・」

ところが、きょうの報道で、豊洲の水から安全基準を上回る数値のベンゼンやヒ素が確認されたことが発表されました。

猪瀬氏の面目は丸つぶれですね。

だいたい、豊洲の地下水汚染問題と、原発事故による放射能汚染問題を同じレベルで話すここと自体が、大間違いです。

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巨大原発メーカーが誕生

東日本大震災による津波によって起こった東京電力福島第一原発の事故により、全国の原発の再稼働が遅れている影響で、燃料の受注減り経営状況が厳しくなっていた、日立製作所、東芝、三菱重工業の原子力発電・核燃料メーカー大手3社が、核燃料事業の統合に向けて調整に入ったことが報道されました

3社が3分の1ずつ出資して持ち株会社を新設し、各社の持つ燃料会社を傘下に収める案が有力となっているそうで、早ければ年内の合意を目指しているようです。

統合により、生産拠点の統廃合などを通じた経営の効率化が図れるほか、原料の調達コストを抑えることで、経営状態が好転することを3社は期待しているようです。

これは一見すると経営悪化企業の立て直し計画に見えるが、視方を変えれば原発再稼働を含め、原発関連の巨大独占企業が誕生するということです。

それは取りも直さず、再稼働を進める安倍政権への大きなバックアップ(圧力)企業が誕生すということですから、統合後は原発の再稼働が急増しそうな気配を感じさせます。

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2016年9月28日 (水曜日)

鈴木貫太郎総理の・・・黙殺

昨年の、「平成27年全国戦没者追悼式」において安倍総理が語った内容の一部とそれの英訳です↓

戦後七十年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます。」

On the 70th anniversary of the end of the war, I bow my head deeply before the souls of all those who perished both at home and abroad.
I express my feelings of profound grief and my eternal, sincere condolences.】

専属の翻訳家がやったのですから誤訳は無いと思いますが、日本語の原文と英文の長さの差を見比べれば、日本独特の難しい‘熟語’が連なる政治家の挨拶文の英訳には大変なご苦労が有ることが感じられます。

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2016年9月27日 (火曜日)

柳屋金語楼(やなぎや きんごろう)と授業

現在の教師は、黒板や大きな図表を指す場合はレーザーポインターとやらを使うようですが、私の中学生のころはそう言う場合は「指し棒」というものを使っていました。
ただ、それを使う先生の存在自体は稀ではありました。

私の中学の担任で社会科の先生はそれを使っていましたが、その指し棒がちょっと普通じゃないのでした。

『亀甲竹(きっこうちく)』という竹があります。

Photo_2

←根元部分の節が互い違いになり、それが亀甲に見えることからその名が有りますが、水戸黄門様が付いている杖がそれです。

乾燥すると非常に硬く、しかも軽いので杖としては最高の材料ですが、私の中学の担任はこの‘竹竿’(約1m)を指し棒に使用していたのです。

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2016年9月26日 (月曜日)

あんころもち

餅に小豆餡をからんだ餅のことを、全国的には「あんころもち」と言うようですね。

その名称の語源には

  • 餅に餡の衣で「餡餅」=「あんころももち」の「も」が一つ消えて「あんころもち」となった。
  • 餅に転がすよう餡をからめることから、「餡餅」=「あんころもち」となった。
  • 「石ころ」と言うような言い方と同じく、小さく丸っこい様子から「餡ころ餅」となった。

↑のように、諸説あるようです。

県上越市を中心とする上越地方ではこれを川渡餅(かわたりもち)と言う呼称で、縁起物として食べられる習慣が在るらしく、本来は地域によってはいろいろなな呼び方が在るのかもしれませんね。

ちなみに、私の地域では「あんこ もち」と言いますので、「あんこ」の後に「」の一文字が付く言い方は、ちょっと耳障りに感じることもあります。

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2016年9月25日 (日曜日)

痛風にコーヒー?

知る人ぞ知る、自慢じゃないですが私は痛風の治療薬を常飲している者です(

その私が、面白い記事を見つけました。

  • 中国の『中南大学』の研究チームは、500に上る既存の研究結果を精査して、コーヒーの消費量と痛風のリスクの関係について調べた結果、コーヒーの消費量が多い人ほど、痛風のリスクを下げると結論付けた
     
  • カナダの『ブリティッシュコロンビア大学』の研究で、コーヒーを1日4~5杯飲む人は4割、6杯以上飲む人は6割、という割合で痛風のリスクが減るという研究結果を発表した

コーヒーを飲むという習慣は私にも有ることなので、非常に興味深い研究結果だと思いました。

ただ、カナダチームに出てきた「6杯以上」というのは・・・ちょっと現実的では無い量ですね。

いずれにしても、2~3杯は飲みますので、少しは成果が出ているのでしょうかね?
出ているとすれば、ありがたいです。

ところで、缶コーヒーでも良いんですかね?

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2016年9月24日 (土曜日)

中国人名は日本読み? 韓国人名は韓国読み?

昨日24日の記事「奄美群島・・・島民たちの名字」は「吉田かっちゃん」のコメントからの記事でしたが、きょうはその記事に頂いた「ましまさん」のコメントからの内容にいたしました。

ましまさんからのコメントは

中国人名の漢字は‘日本語読み’なのに、韓国人名の漢字は‘韓国読み’になるのは、どうしてなのか?

と言った内容でした。

そう言われて考えてみたら・・・確かにいつの間にか報道などではそうなっていたことに、改めて気づかされました。

調べましたら、その理由が判明しました。

中国と日本での人名漢字の読み方は、昭和47年の日中首脳会談での合意によるもの

  • 昭和47年(1972)9月、当時の田中角栄首相が中国を訪問し周恩来首相との日中国交回復の会談の際に、日中両国の人名(漢字)は、互いに、読む人の国の読み方を従来通りに継続することで合意。

理由としては、漢字文化を共有する中国と日本では、正しく名前を伝えるために相手の漢字を連想させるのが最も早い方法だとして、現地語の人名発音よりも漢字の読みを優先された結果だそうです。

今でも「周恩来」は中国読みでの「ヂョウ・オンライ」を使用せず、従来からの「シュウオンライ」というような読み方が継続されているのは、日中国交回復の副産物と言うことでしょうかね。

     

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2016年9月23日 (金曜日)

奄美群島・・・島民たちの名字

統計によりますと、世界で1番多い名字は「リー)」(広東語発音は「レイ」)なんだそうです。
次いで、2番目も「ワン)」という中国名になっているんだそうです。

それはひとまず置いときまして、数日前の記事に頂いた「吉田かっちゃん」のコメントに↓

私の父の代の頃、一字姓がどうこうというのがあったそうです。
前の姓が「吉」でそれを「二字姓に変えろ!」という役場からの命令があり、「吉田」に変更したところ、役場の人が勝手に二字姓にしてあり結局は・・・
https://iwasironokuni.cocolog-nifty.com/komiti/2016/09/post-6f85.html

と言うのがありました。

わたしは初めて聞いた話なので気になってそう言う史実があったのかどうか?あちこちネサーチしていたら・・・見つけたんです。

実は、吉田かっちゃんは奄美群島の一つである喜界島出身の方なのですが、その奄美群島を舞台に幕末から明治にかけて日本(薩摩藩=鹿児島県)が行った、島の人々に対してとった差別の歴史があったのです。

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2016年9月22日 (木曜日)

テリブル ドライバー

今月(9月1日)から京都府警察の運転免許関係施設である『京都駅前運転免許更新センター』が運用を開始したんだそうです。

ここでは『優良運転者』と『高齢運転者』の免許更新、免許証の再交付、国外免許証の交付などの手続きができます。
それはどこの免許センターでも同じでしょう。

ここの電光掲示板の案内には、英語表示も出るようになっているのですが、「高齢運転者」の英語案内表記が「「Terrible driver」という英訳をつけていたというのですが、それは「高齢運転者」という意味ではなかったのです。

Terrible driver」の意味は↓高齢運転者を軽蔑するものだったのです。

  • 「ひどい運転者」、「恐ろしい運転者」、「とんでもない運転者」

京都市からその指摘を受けた京都府警察は9月20日(火)に表示を取り消したそうですが、そのミスに対する京都府警の理由が、納得できないのです。

府警運転免許試験課による説明↓

案内板を製作した“メーカーが誤訳した”のが原因

「高齢運転者」の どこをどう勘違いしたら誤訳できるのでしょう?

どう考えても、発注した京都府警の担当が「優良以外の運転者」みたいな、変な原稿を渡したことによる誤訳と考えるほうが、自然です。違いますかね?

自分のあやまちは認めたくないのでしょうね。

ちなみに、英語では次のような2種類の表記があるようです。

  • Elder driver」⇒イギリスで使われる表記
  • Older driver」 ⇒アメリカで使われる表記

意味はどちらも同じ「年長(年上)運転者」を指すようですが、京都府警ではイギリスで使われているほうの「Elder driver」に替えるようです。

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2016年9月21日 (水曜日)

武力示威 (ぶりょくじい)

韓国軍関係者によると、本日の21日の午前にアメリカ空軍の戦略爆撃機『B-1B爆撃機』 2機がグアム基地を出撃、その2機は午後 1時頃にソウル市内の南部に在る『鳥山(オサン)空軍基地』(=在韓アメリカ空軍基地)の上空に到達し、1機が上空を展開し、もう1機は鳥山基地に着陸したそうです。

着陸した1機は、しばらくの間鳥山空軍基地に留まり、出撃態勢を維持するらしいです。

これは、北朝鮮の5回目の核実験に‘対応’するための、アメリカ軍の戦闘機による ‘武力示威’の行動だと伝えられています。

本文はどうだったのかは知る術も有りませんが、

  • 対処や対抗・・・ではなく、『対応
  • 武力による“威嚇”・・・ではなく、『示威

この記事に出てくる↑のような微妙な言い回し、英語などに訳すとどんな言葉になるんでしょうかね?
もしかすると、外国語には無いのではないでしょうか?

日本の政治的用語って、日本人でも理解するのがほんとうに難しです。

いずれにしても、そのアメリカ軍機が北朝鮮によって攻撃された場合、韓国軍だけでは無く、日本の自衛隊も場合によっては“改正安保”によって集団的自衛権を行使する可能性が0では無くなったこと、それによって起こる様々なリスクを今一度考える時でしょう。

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2016年9月20日 (火曜日)

気象庁とは?・・・気象協会とは?

今年も、台風被害が続発していますね。

ところで、これらの気象情報を扱う機関として「気象庁」と「気象協会」という実に似通ったのが存在しますが、その違いについて説明できる人はどのくらいいるでしょう?
人によっては“同じところじゃないか?”と思っている人も居るんじゃないでしょうかね。実は私も、それに近い考えをしていました。

それくらい密接な機関であることは間違いないでしょうが、いざその違いとなると・・・できないのではないでしょうかね。

< 気象庁(JMA)とは >

  • 明治5年(1872)8月26日に『気候測量』が設置されたのが始まりとされる。
  • 国土交通省の外局機関の一つ。
  • 気象観測及び天気予報だけではなく、地震、台風、火山、地磁気、津波などの観測と調査を行っている。
  • 得られた気象情報から、警報、注意報の配布、そして長期予報や農作物の育成予想まで幅広い業務を行っている。

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2016年9月19日 (月曜日)

きょうは『苗字の日(名字の日)』・・・の一つ

「ハッピーマンデイ制度」によって、9月の第3月曜日のきょうは「敬老の日」という祝日になっていますが、台風16号のせいであいにくの雨の天気です。

本来、きょうは「苗字の日」という記念日になっています。

この記念日は、徳川時代が終焉を迎えた明治3年(1870) 9月19日、明治政府は戸籍整理のため、太政官布告により平民も公の場で自分の苗字(名字)を名乗ることが許されたことになったのが、この記念日の由来になっています。

ところが、当時の庶民は何百年も続いた慣習を変えることはせず、明治政府からのお達しに従うものがほとんど無く、2年、3年経っても苗字(名字)を名乗ろうとしなかったそうです。

困った(怒った?)明治政府は、明治8年(1875) 2月13日に、全ての国民が苗字を名乗ることを義務づけたのでした。

そのため、義務化された「2月13日」もまた同じく『苗字の日』という記念日になっているらしいのです。
つまり、違う日付で同一名の記念名があるという、面白い結果がそこに生まれました。

ところで、日本人が誤解していることで「江戸時代まで苗字は武士などしか無かった」ということです。
本来は、戦国時代以降に日本人のほとんどに苗字が有ったのです。ただし、公の場で名乗ることが許されなかっただけなのです。

ちなみに、明治3年~明治23年ごろまで「夫婦別姓」というのが存在していたことも、知られていない事実です。

このころの歴史は目まぐるしく変化したので、学校などではほぼ省略状態なので「○○藩、という制度と呼称は明治政府が造ったもので、江戸時代には無かった」など、など、知られていないことが本当に多いです。

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2016年9月18日 (日曜日)

紹介状(診療情報提供書)・・・?

ちょっと前から、母のうわさ話で気になっていたことがありました。その内容は↓

「○○病院に、『紹介状の無い患者はお断り』と言われた」
「今年から○○病院は、紹介状が無いと診てもらえなくなった」

と言うものでしたが、「そんなはずはないだろう。何か、勘違いしたのだろう」と思っていました。
そしたら、何年か前に医療制度の改革があって、その制度による対応の一部だったことが判明しました。

  • 入院用のベッド数が200床以上の病院では、‘紹介状無しで受診した患者から特別料金(初診で5000円前後が多い)を徴収してもよい’ことになっった。

これは、大きな病院に患者が集中しやすく、そこの医師や看護師の異常な長時間労働が問題となり、それによって高度医療にも支障が出るようになったとして、軽い病気や小さなけがなどなるべく地元の開業医や、200床未満の小規模病院に患者の流れを分散させようという、厚生労働省の考えの制度のようです。

厚労省が推奨している「‘かかりつけ医’を決めておきましょう」というのも、それの一環ですね。

しかし、それは義務ではないし、「患者に負担はかけられない。患者が減る」というような小・中規模病院もあり、特別料金を加算している病院は、初診時で半数に満たなかったようです。

結局、大病院の患者集中は変らなかったようです。そこで、この制度が今年度から強化されたんだそうです。

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2016年9月17日 (土曜日)

JR東日本~シベリア鉄道へ

昨夜の報道番組を視ていて驚きました。

なんと、JR東日本の鉄道線路と、世界最長の鉄道であるロシアのシベリア鉄道をつなげるという壮大な計画が有るようなのです。

計画では、JR東日本を宗谷岬から宗谷海峡を海底トンネルで樺太に繋げ、そこから樺太を縦断して北上し間宮海峡に橋を架けて大陸に渡り、そこからシベリア鉄道につなげる路線を創設するというものです。

この計画の中の間宮海峡に橋を架けるというのはロシア側の考えで、日本側は海底トンネルを考えている、というようにかなり両国間で話しあいが行われているようなのです。

計画は、かなり前から在ったようなのですが、最近になってロシア政府側が担当者を来日させるなど積極的な動きを見せているらしいのです。

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2016年9月16日 (金曜日)

「ともみ組」の白紙領収書

報道は豊洲新市場問題ばかりですが、稲田朋美防衛大臣の政治資金不正収支報告書問題はいかがしたのでしょう?

これもまた、共産党が見つけた事案のようですが、赤旗の記事によりますと・・・

稲田朋美防衛大臣の資金管理団体である「ともみ組」の政治資金収支報告書に添付された領収書を開示請求で入手したところ、同じ筆跡の領収書が2012~14年の3年間で計約260枚、約520万円分あったことが判明。

筆跡鑑定人(天野瑞明氏)にその領収書の筆跡鑑定を依頼したところ、これらの領収書の筆跡が「ともみ組の政治資金収支報告書を書いた人物と一致する」との結果が出た。
この調査結果をもって再度取材した結果、稲田事務所は、自民党国会議員の政治資金パーティー代金を支払った際に、白紙の領収書をもらい自分たちで金額などを書き込んだことを認めた

さらに、稲田大臣側に白紙領収書を渡した政治家には、第3次安倍再改造内閣の閣僚10人の名が含まれていることが判明。’

これらが、記事通りなら自民党富山県議員の政務活動費不正請求問題どころではなく、閣僚10人以上も含めた安倍政権と自民党の大スキャンダルですが・・・

マスメディアの扱いは、どうしたのでしょう?不思議だ。

全国紙・全国テレビといっても、やはり地元の‘東京地方’の問題が大事ということでしょうか?

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2016年9月15日 (木曜日)

お祭りとGPS

今年も来月の、10月4日(火)・・・5日(水)・・・6日(木)の3日間にわたって、日本三大提灯まつりの一つである「二本松提灯まつり」が開催されます。http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/kankou/459.html

この祭りには「太鼓台(たいこだい)」呼ばれる山車7台が市内を練り歩きますが、この太鼓台に今年はGPS装置を装着するというのです。

これによって、それぞれの太鼓台の現在位置をPCやスマホで知ってもらい、近いところの太鼓台を見に行ってもらったりして楽しんでもらおうという取り組みのようです。

370年以上の伝統あるお祭りですが、こう言う風な取り組みがなされるとは、二本松藩主の丹羽(にわ)のお殿様も仰天していることでしょう。

でもこれで、若連たちが太鼓台を止め、酔いつぶれて休んでいられないかもしれない・・・かも(

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2016年9月14日 (水曜日)

台湾国籍の人は、中国の法律で???

話題の蓮舫氏の二重国籍問題はというと、法務局が断言しているように「法的に問題無し」ということで、マスコミが目くじら立てるほどのことは無い、たんなる嫌がらせ的なスキャンダルということなのでしょうかね。

ただこの騒ぎで、面白い事実が判明しています。

‘台湾の人’が日本国籍を取得する場合においての、日本の法務省の考え方です。

・『朝日新聞などに出た記事』では日本政府は、台湾(中華民国)と国交が無いため、日本国内で台湾の国籍を持つ人には、(台湾ではなく)‘中国(中華人民共和国)’の法律が適用されるという立場をとっている。
※ ‘中国の国籍法’では、外国に定住している中国人で、自己の意思で外国籍を取得した者は、中国国籍を失うことになる。ただし、中国への国籍離脱の手続きを行わなければならない

法務局では、「上記の場合において、中国は台湾人にも中国の法律は適用されると判断するだろうが、あくまでもそれは中国の判断であって、日本政府としては領土の話、国籍の話など、場面、場面で台湾の扱いは変わってくる。」と言うような回答を出しているようです。

但し、9月14日、法務省からは「日本政府は台湾人へ中華人民共和国の法を適用していない」という発表がなされました。

どちらも本当だとすれば、なんとも、二転三転する奇奇怪怪の考え方ではないでしょうか?

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2016年9月13日 (火曜日)

危機管理のあまさが、またまた露呈

休刊だった昨日を経て、楽しみにしていた今朝の新聞を読んだら、驚いた記事が載っていました。

>(再稼働の噂がある)『東京電力福島第二原子力発電所』において昨年(2015)の10月‘外部からの侵入を防止するため、敷地に設置された検知器の警報音が鳴らないようになっていた’ことが原発の警備体制などを確認する検査で判明。
原子力規制委員会』は法令違反として、9月12日(月)東電に対し厳重注意とともに、再発防止の指示を出した。

この事実を発見した原子力規制委員会による、東京電力側の理由は↓です。

  • 人以外の動くものに反応して作動するケースが相次いだため、現場の責任者や担当者の判断で止めた
  • セキュリティーの意識が緩んできていた。

原発立地地域では、イノシシなど野生動物が原発事故後から繁殖し、敷地内への進入も日樹王茶飯事だったらしく、それに合わせ警報装置を切ることも日常的だったようです。

これに対し、立地首長からは「テロなどが有ったらどうするのか?」などの憤りのコメントが出されたのは当然でしょう。

それだけ重大な事なのに、原子力規制委員会が行ったのは‘厳重注意と再発防止指示’だけで終わりなんですね。

原発事故前と全く同じ対応じゃないですか。

東電では福島第二原発の‘再稼働’をもくろんでいるとされますが、こんな危機意識の無い東電と委員会の態度では、それこそ重大事故の再発の可能性が高まるだけだと思いますがね。

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2016年9月12日 (月曜日)

偶然か?・・・強姦罪の改訂

法務大臣の諮問機関「法制審議会」の性犯罪部会が昨年の10月から性犯罪の厳罰化に向けて刑法を改正する答申案などが、約1年経ってようやくまとまったようで本日ようやく国会に提出する法改正案が提出されました。

内容の主は、強姦(ごうかん)罪や強制わいせつ罪についての罰則の強化ですが、高畑事件に合わせたかのような、なんとタイムリーなタイミングでしょう。

<法改正の概要>

  1. 強姦(ごうかん)罪や強制わいせつ罪について、被害者の告訴がなくても罪に問える「非親告罪化」が盛り込まれた
  2. 強姦の法定刑の下限を「懲役3年以上」から、「5年以上」に引き上げる。
    これによって「懲役4年以上」の集団強姦罪は不要となるため廃止。
  3. 「男性は加害者」、「女性は被害者」という従来からの性別前提が無くなるほか、性交に類似する行為も、強姦罪として扱う。
  4. 18歳未満の子どもに対し、親などによる性的虐待なども強姦罪の対象になる

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2016年9月11日 (日曜日)

「核兵器禁止」について、日本はズ~っと棄権

国連の場において、5年に1度という間隔で『NPT(核不拡散条約)再検討会議』というのが開かれています。
2015年(昨年)の開催時には、唯一の原爆の被爆国である日本からは、1000人を超す代表団と市民が参加し、633万筆の署名が提出されたそうです。

NPT再検討会議では、核兵器の非人道性を告発し、「核兵器の人道的影響に関する」共同声明への賛同は160カ国となり、国連加盟国の8割にぼっています。

これは史上最多だそうですが・・・

一方、日本政府は、国連総会での核兵器禁止の国際交渉開始を求める決議案に対して1996年に初めて提案されてから2015年の総会にいたるまで20年連続で「棄権」なんですよね。

今年の作業部会の設置に対しても「棄権」し、「棄権」したのに会議に出てきて核保有国が主張する「段階的アプローチが現実的」などと核保有国の代弁者として振舞い、8月の国連総会に対する核兵器禁止条約の交渉開始を求める勧告に対しても棄権したんですよ。

これは、アメリカの核の傘にある日本としては、これしかないという洗濯なんでしょうが、当のアメリカ・オバマ大統領は被爆者を前に「核兵器なき世界を追求」すると演説しちゃっていますので、なんとも恰好がつかない対応でしょう。

一部の報道では「オバマ大統領の『核兵器の先制不使用』に対しても安倍首相は『抑止力を弱める』として反対の意向を示した」というのが有ったそうです。

政治や外交には裏表が有るのは当然ですが、そう言う裏事情を抱えているとしても日本政府の核兵器に対する態度、日本国民からは疑問出るのは当然でしょう。

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2016年9月10日 (土曜日)

お魚の‘産地’とは何ぞや?

スーパーなどに並ぶ野菜に、産地が表記されることは常識となりました。それどころか最近では生産者名まで表示されているのも有ります。

産地名の表示、野菜なら納得できるのですが、海洋で獲れた魚にも「○○産」と国名や市町村名などが表記がされていることには、何ともへんな気がするんですよ。

広い海、どこで誰が獲ろうとも、「○○海」と表記するだけで良い気がしまして、ちょっと調べてみました。

すると、「日本の船が獲ったのは国産」で、同じ海域でも「外国の船が獲った場合はその国の産」とするというのがまず基本だそうです。

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2016年9月 9日 (金曜日)

政務活動費問題は政治家だけの事じゃない

昨今、何かと疑惑の的になっている議員の政務活動費の問題ですが、福島県内でも県議のそれが発表になっています。

その使用額「40万円台~1000万円近く」という、その個人差には驚きでした。

政務活動費の支払われ方も、政党によって違ったり千差万別で、なんとも解り難いものです。

小売店などに勤めたことのある私の経験からいいますと、不正な使われ方の要因の一つに業者側の領収書の発行の仕方にも問題が有ると思います。

本来‘レシート’とは英語で‘領収書’の事なのですが、ハンコ社会の日本ではレシートではなく改めて発行する‘別途の領収書を正式なもの’と言う考え方が未だに根強く存在します。

そしてそれは、なるべく手書きであることがより正式なもとのする考えが、袖の下(賄賂)に受取書(領収書)を発行するのが常識だった江戸時代のころより存在します。

私が勤めていたころはそれは領収書という言い方より「受け取り」という方が多かった気がします。

その受取り・領収書を発行に当たって、特に団体や企業や事業主の場合には、独特の慣例が有ります。

  1. 買った人の名前を書かず「上様」とすることがある
  2. 代金の詳細名を書かず、単に「品代」とすることがある。
  3. ときに、金額を含め‘'何も記載しない’(白紙領収証)での発行。

これは、なんども経験したことです。

これらは、確定申告時の税金対策などに使われる手法で、店舗側も承知の上ですから「ここはどう書きますか?」と訪ねるのも当たり前でした。

現在も、たぶんこのようなことは日常茶飯事だと思います。

こういう事への、罰則などもできたら政務費の無駄遣いは激減するでしょうが、そこまで踏み込んだ規制をつくれるでしょうか?

もし、今の日本政府によってつくられたら、すごいと思います。

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2016年9月 8日 (木曜日)

二重国籍・・・村田さんだぞ

民進党の新たな代表を決める選挙に立候補した蓮舫氏に降ってわいた‘二重国籍問題’は、マスコミには格好の話題となりました。

民進党の代表選に合わせたとしか思えないほどタイムリーさにも、いろいろな憶測が出やすかったことも、話題となった要因でしょう。

法務省の公式ホームページには日本の国籍を選択する場合の手続きなどは下記のように示されていました。

外国の国籍と日本の国籍を有する人(重国籍者)は、22歳に達するまでに(20歳に達した後に重国籍になった場合は,重国籍になった時から2年以内に)、どちらかの国籍を選択する必要があります。
選択しない場合は、日本の国籍を失うことがあります。

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2016年9月 7日 (水曜日)

働き方改革実現会議

現在、労働基準法では時間外労働時間というのは「1ヶ月/45時間まで」となっていますが、実際には例外条件を満たせば、罰則も無いため事実上無制限の時間外労働(残業)を課すことが可能となっています。

ちなみに、私が以前勤めていたところで私の1ヶ月の平均残業は190時間、つまり原則の45時間の約4倍の時間でした。

これに対し政府は「長時間労働が少子化や、男性の家庭参加を阻む原因となっている」として、‘労働基準法の運用を見直し、1か月の残業時間に上限を設定する。罰則を設ける。’などの検討に入ったそうです。

今月中に安倍首相を議長して、関係閣僚と有識者の「働き方改革実現会議」を発足させるようです。

とても良い考えだと思いますが、この時に召集される有識者へ支払われる金額はとても庶民には理解できない高額です。

労働者の賃上げと同じで、もっと根本的な見直しをしないと、実行が伴わない検討会(親睦会)での経費ばかり増える気がしてなりません。

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2016年9月 6日 (火曜日)

北朝のミサイルの射程内に原発

またまた、というより‘常に’に近くなった感が有る北朝鮮のミサイル発射ですが、今回の最長到達点もまたすごいです

新聞紙面に出ていた図解に、定規を当ててみたらほぼ西日本が範囲に入ってしまっていました。

さらに、韓国上空を回避する角度でギリギリまで角度を南にしてみたら、福井県の原発がその射程内に入ってしまっています。

新潟の原発もほぼ届く寸前の距離が出ていました。

狙われなくとも、誤射されたら、不発弾だったとしても炉心に当ったとしたら・・・と思ったらゾッとしました。

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2016年9月 5日 (月曜日)

護摩木に込める家内安全

ついに、秋の遠藤ヶ滝不動尊祭礼の日が近いづいてきました。各地区の世話人が、その時に行われる護摩炊きに使う「護摩木」というお札の希望を取りに来ました。

Img_2934←は説明と、ビラです。

わが家では、毎回3枚を買い求め、「家内安全」、厄災消除」、「交通安全」の文字を書き、祈祷してもらいます。

気分的なものでしょうけれど、(年に2回)これをやっておくと落ち着く気がします。

こうしてきょうも無事に居るのは、そのご利益なんだと思います。

ただ、最近はこいうのを持ってまわると、毛嫌いされる家庭も増えているのも事実です。

田舎も、難しいことが増えつつありますが、秋は着実ですね

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2016年9月 4日 (日曜日)

国際試合に‘日本式’が浸透?

台湾の台中市で開催された、第11回BFA U-18アジア選手権の決勝戦は4日に日本と開催国の地元台湾代表とで行われ、日本代表が1対0でに勝利しました。

少し前のU-!5ワールドカップでは決勝でキューバに敗れた悔しさがあったので、とても嬉しかったです。

全試合をかたずをのんで視ていましたが、あんなに長い長い試合時間なのに緊迫の試合で目が離せませんでした。

今大会6戦全勝で、2大会ぶり5度目のアジアチャンピオンになった日本は、同時に2位の台湾と3位の韓国と共に、来年開催されるワールドカップでアジア代表国として参加が決定しました。

  1. 日本(優勝5回)
  2. 韓国(優勝4回)
  3. 台湾(優勝2回)

↑カッコ内はアジア大会での優勝回数ですが、日本は単独で優勝回数でもトップになりました。ちなみに、アジア大会の優勝はこの3か国だけで占められています。

この大会を視ていて、とっても面白いことに気づきました。

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2016年9月 3日 (土曜日)

魚が休養する?!

東京都江戸川区にある‘葛西臨海水族園’では、平成21年(2009)から長さ14メートルの水槽に小型のサメやエイ約10匹を放し、それらの魚の背中をなでるなどの触れ合い他県こーである「タッチンフィーリン」というのを設置し、誘客の目玉としているそうです。

ところが、7年目にして初めて9月2日から臨時閉鎖してしまったそうです(閉鎖期間は未定だが、1ヵ月程度とされる)。

その理由は↓

  • 今年7~8月の夏休み中の来園者が多く、水質が悪化した
  • 魚も餌を食べなくなるなどの異常が見られた
  • 対策として、しばらく魚を休ませ、水質を改善させる必要があると判断した

と言うものですが・・・

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2016年9月 2日 (金曜日)

オランダには○○○が無い

TPPは、日本国内の農産業に大きなダメージがあることは、TPPに強引にアメリカが参入してきた次点で予想がついていました。
それは、お隣の韓国がアメリカとの農産物の条約締結によって、危機的な状態になっていることを知っているからです。

何と言っても、農産物の輸出では世界一のアメリカです。安いし、何でも作っているし、生産量も桁違いですから、かないっこありません。

それはともかく、農産物の輸出でアメリカに次いで世界第2位の輸出量を誇る国はどこだか、知っているでしょうか?

なんと、それはヨーロッパの『オランダ』なのです。とても、意外ですよね。わたしはビックリでした。

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2016年9月 1日 (木曜日)

<震度>・・・は四捨五入

大地震が多い昨今ですが、阪神淡路大震災以降から震度を表す基準は、どちらかと言うと人の主観を主としていた従来のものから、震度計の数値のみで表わされるようになりました。

震度とは、正式には「震度階級」と言うんだそうですが、以前このブログでアップしましたが、我が村は、隣接し周囲を囲むように、東に本宮市、北に二本松市、南と西に郡山市があるのに、多くの場合において震度が1段階低く出ることに疑問を持っていました。

あの東日本大震災においての最大震度は↓のような記録になっています。

  • 大玉村=震度
  • 本宮市=震度
  • 二本松市=震度
  • 郡山市=震度

地形的に3市の中央に位置する我が村は、ご覧の通り震度が低い数値だったのです。「我が村の計器が変なのか?」と思っても、それは無理からぬものでしょう。

なぜそうなるのか?あちこち要因を調べてみましたら・・・たぶんこれなんでしょう。というのがありました。

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