魚が休養する?!
東京都江戸川区にある‘葛西臨海水族園’では、平成21年(2009)から長さ14メートルの水槽に小型のサメやエイ約10匹を放し、それらの魚の背中をなでるなどの触れ合い他県こーである「タッチンフィーリン」というのを設置し、誘客の目玉としているそうです。
ところが、7年目にして初めて9月2日から臨時閉鎖してしまったそうです(閉鎖期間は未定だが、1ヵ月程度とされる)。
その理由は↓
- 今年7~8月の夏休み中の来園者が多く、水質が悪化した
- 魚も餌を食べなくなるなどの異常が見られた
- 対策として、しばらく魚を休ませ、水質を改善させる必要があると判断した
と言うものですが・・・
このコメントだけ読めば、「今年の夏休は異常に子供たちなどが多かったのだろう」、ぐらいにしか思えませんが、その詳細にはもっと別の理由があったのです。
葛西臨海水族園によると、「タッチンフィーリン」で魚と触れ合う体験をする場合は、係員3人が事前に手を洗うよう指導しているのですが、それを守らない家族連れや外国人の利用が相次ぎ、日焼け止めクリームが水質を悪化させたというのです。
さらに、中国人観光客らは、魚を引っ張ったり、爪で引っかいたりとマナーを守らない行動が続発し、その事によって魚が弱ったとみているそうです。
水族館もそうですが、一番迷惑をしたのは魚たちでしょう。それでなくても、逃げようがない水槽に入れられているんですから、ストレスは少なくないはずですからね。
福島県のいわき市にも巨大な水族館「http://www.marine.fks.ed.jp/」があります。ここにも体験型の人工の磯辺が作られていますが、子供は喜んで魚を追いかけ回します。
とても、微笑ましい光景ですが、言い換えれば‘魚虐待’ではないでしょうかね。
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
そうですか、それは仕方が無いですね。
投稿: H.K | 2016年9月 3日 (土曜日) 22:15
私も水族館に行ったときにやはりタッチフィーリング
できるところがあって(沖縄だったかな)「ひとで」なんか
ひっくりかえしてみちゃいました。
うちの庭の鯉たちでいえば、近づくと寄ってきて
くれます。でも触ろうとすると逃げる。
魚をさわる、というのは捕獲目的でないかぎり
どうなんでしょうね。
虐待、ともいいがたいし・・・。
投稿: あね | 2016年9月 3日 (土曜日) 22:23
魚を犬・猫と一緒にするのが間違い。エサをくれるから人になつくと思うのは、人間の勝手。
投稿: ましま | 2016年9月 4日 (日曜日) 07:53
H.Kさんへ
もしかすると、死んでいたかもしれませんからね
あねさんへ
私の近くにある、公園(有料)にある池にも鯉が飼われていますが、エサどころか、人の姿で寄ってきて、手を出そうものなら、逃げるどころかその手にかぶりついてきますよ
ましまさんへ
爬虫類を飼う人は、犬猫のような態度とは違うところが魅力だと言いますが、魚類を飼う人はどう思うのでしょう?
投稿: 玉井人ひろた | 2016年9月 4日 (日曜日) 08:35
よく見受けられるのが、魚のつかみ取りです。
微笑ましいようにも思われますが、まさに魚への虐待であると思いますね。
投稿: もうぞう | 2016年9月 5日 (月曜日) 16:37
もうぞうさんへ
魚からすれば命がけですからね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年9月 5日 (月曜日) 17:34