あんころもち
餅に小豆餡をからんだ餅のことを、全国的には「あんころもち」と言うようですね。
その名称の語源には
- 餅に餡の衣で「餡衣餅」=「あんころももち」の「も」が一つ消えて「あんころもち」となった。
- 餅に転がすよう餡をからめることから、「餡転餅」=「あんころもち」となった。
- 「石ころ」と言うような言い方と同じく、小さく丸っこい様子から「餡ころ餅」となった。
↑のように、諸説あるようです。
県上越市を中心とする上越地方ではこれを川渡餅(かわたりもち)と言う呼称で、縁起物として食べられる習慣が在るらしく、本来は地域によってはいろいろなな呼び方が在るのかもしれませんね。
ちなみに、私の地域では「あんこ もち」と言いますので、「あんこ」の後に「ろ」の一文字が付く言い方は、ちょっと耳障りに感じることもあります。
持ち大好物の私、というより餅好きは「家系」ですね。ですから、いろいろな餅をわが家では昔から食べています。
冬のお菓子でもあった、乾燥させて作る「凍み餅」は藁で軒先に吊るされていました。
結婚式などのお祝い事には「黄な粉餅」が常識でした。きなこ餅というと、今は緑色の「うぐいす餅」が主流ですが、私としては昔ながらの黄金色のきなこ餅の方が縁起物に感じます。
その他には、クルミをペースト状にした「胡桃餅」、大豆をつぶした「じんたもち(糂汰餅)」、そしてなっと言っても私が好きな「納豆をからめた「納豆餅」、餅はいろいろな食べ方ができておいしいです。
わが家では、正月3ガ日は「あんこもち」と決められていますが、最近は甘さに耐え切れず1日だけですが、これもやはり好きです。
全国では、米と同じく餅離れも進んでいるとか?なんだか、寂しい限りです。
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コメント
餅は、私も大好きです。
特に『なっぱ餅』が大好きです。
投稿: マル | 2016年9月26日 19:47
疑いもなく「あんころもち」だと思ってました。もちを餡の中で転がすからだ、という理由で……
投稿: ましま | 2016年9月26日 19:59
マルさんへ
菜っ葉餅もうまいですよね
ましまさんへ
そう言う方は多いと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2016年9月26日 21:46
当地もあんころ餅とは言いません。
強いて言えば、あんこ餅です。
餅と言えば、あん餅みたいなところがありますのでね。
投稿: もうぞう | 2016年9月27日 19:18
もうぞうさんへ
やはり、こちらと同じようですね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年9月27日 20:25