政務活動費問題は政治家だけの事じゃない
昨今、何かと疑惑の的になっている議員の政務活動費の問題ですが、福島県内でも県議のそれが発表になっています。
その使用額「40万円台~1000万円近く」という、その個人差には驚きでした。
政務活動費の支払われ方も、政党によって違ったり千差万別で、なんとも解り難いものです。
小売店などに勤めたことのある私の経験からいいますと、不正な使われ方の要因の一つに業者側の領収書の発行の仕方にも問題が有ると思います。
本来‘レシート’とは英語で‘領収書’の事なのですが、ハンコ社会の日本ではレシートではなく改めて発行する‘別途の領収書を正式なもの’と言う考え方が未だに根強く存在します。
そしてそれは、なるべく手書きであることがより正式なもとのする考えが、袖の下(賄賂)に受取書(領収書)を発行するのが常識だった江戸時代のころより存在します。
私が勤めていたころはそれは領収書という言い方より「受け取り」という方が多かった気がします。
その受取り・領収書を発行に当たって、特に団体や企業や事業主の場合には、独特の慣例が有ります。
- 買った人の名前を書かず「上様」とすることがある
- 代金の詳細名を書かず、単に「品代」とすることがある。
- ときに、金額を含め‘'何も記載しない’(白紙領収証)での発行。
これは、なんども経験したことです。
これらは、確定申告時の税金対策などに使われる手法で、店舗側も承知の上ですから「ここはどう書きますか?」と訪ねるのも当たり前でした。
現在も、たぶんこのようなことは日常茶飯事だと思います。
こういう事への、罰則などもできたら政務費の無駄遣いは激減するでしょうが、そこまで踏み込んだ規制をつくれるでしょうか?
もし、今の日本政府によってつくられたら、すごいと思います。
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コメント
政務活動費と政党補助金は即刻廃止すべきです。
投稿: もうぞう | 2016年9月 9日 (金曜日) 19:32
もうぞうさんへ
廃止すれば、単純計算で400億円近い税の節約になりますからね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年9月 9日 (金曜日) 20:51
保険請求した場合、保険会社はウラをとりますよね。
政務活動費もそのようにして、書き方もきちんとした
ルールの領収書にすれば、ある程度ムダ金はふせげる
と思います。
政党助成金は税金がどの政党にもいくなんて、
おかしい話です。しかも、使われないでそのまま
個人のふところにため込むような結果もでています。
すぐに廃止してほしい。
投稿: あね | 2016年9月10日 (土曜日) 09:17
あねさんへ
政党助成金を受け取っていない党も、ちゃんと在りますからね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年9月10日 (土曜日) 17:41