巨大原発メーカーが誕生
東日本大震災による津波によって起こった東京電力福島第一原発の事故により、全国の原発の再稼働が遅れている影響で、燃料の受注減り経営状況が厳しくなっていた、日立製作所、東芝、三菱重工業の原子力発電・核燃料メーカー大手3社が、核燃料事業の統合に向けて調整に入ったことが報道されました
3社が3分の1ずつ出資して持ち株会社を新設し、各社の持つ燃料会社を傘下に収める案が有力となっているそうで、早ければ年内の合意を目指しているようです。
統合により、生産拠点の統廃合などを通じた経営の効率化が図れるほか、原料の調達コストを抑えることで、経営状態が好転することを3社は期待しているようです。
これは一見すると経営悪化企業の立て直し計画に見えるが、視方を変えれば原発再稼働を含め、原発関連の巨大独占企業が誕生するということです。
それは取りも直さず、再稼働を進める安倍政権への大きなバックアップ(圧力)企業が誕生すということですから、統合後は原発の再稼働が急増しそうな気配を感じさせます。
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