秋晴れの朝の冷え込み
今朝の冷え込みは凄いものでした。たぶん、5~6℃くらいまでは下がったのではないでしょうか?
秋の日の快晴=放射冷却という気象現象を伴いますが、まさしく今朝がそれでした。
『秋の雨が降れば 猫の顔が三尺になる』
(あきのあめがふれば ねこのかおが さんじゃくになる)
↑のようなことわざがあります。
これは放射冷却が起る秋の晴れに対し、秋の雨の日は南から暖気が流れ込んで気温が上ってくることが多く、それによって秋は晴れの日よりも雨の日のほうが比較的暖かいことになります。
それを、寒がりの猫が暖かくてくつろぎ喜ぶ様子を「顔を長くして」という表現で例えたものです。
昔の人の洞察力と「顔を長くして」というような疑似表現のしかたは、うまいとしか言えないですね。
類義語に『冬の雨が降れば猫の顔が三尺のびる』というのもあるようですが、私とすれば冬の雨は、雪より冷たいというイメージだなぁ~・・
| 固定リンク | 0
コメント
こんばんわ。
この様なことわざ、初めて聞きましたね。
投稿: H.K | 2016年10月15日 21:30
H.Kさんへ
めったに使われないものですからね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年10月16日 07:57
昔の人の方が、自然や生き物への洞察力が
すぐれていたということなのでしょうね。
投稿: あね | 2016年10月16日 09:31
あねさんへ
仰る通りだと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2016年10月16日 13:58
可愛いことわざですね。鹿児島でも寒かったですよ。
投稿: 吉田かっちゃん | 2016年10月17日 11:09
吉田かっちゃんへ
そちらは雨になりそうで、それこそことわざどおりになりそうですね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年10月17日 11:18
私も聞いたことがありませんでした。
全国的に通じるのかな~
投稿: もうぞう | 2016年10月17日 18:25
もうぞうさんへ
ほとんど使われ無くなったことわざの一つだそうです。
投稿: 玉井人ひろた | 2016年10月17日 18:52