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2016年10月18日 (火曜日)

現場‘隊員’の憂鬱

東アフリカに在る「南スーダン共和国」では内戦が続いています。そのため国連の要請でPKO活動に各国から軍が派遣されています。

日本の自衛隊も例外では無く派遣されていますが、内戦の状況は好転せず、むしろ悪化している状態になってきている模様です。

それを裏付けるかのように、自衛隊と同じく‘国連PKOに派遣されている中国軍が撤退を検討し始めている’という報道があったようです。

それほど、派遣された現場では緊迫した状態になってきていることを、知っているはずの防衛省のトップである稲田防衛大臣はというと、野党の追及に声を詰まらせるなどなんとも心もとない状態です。

自衛隊員の命が失われるなど取り返しのつかない事態になる前に、早く稲田大臣を交代させるべき・・・

などの話が、与野党やメディアから少しづつ増え始っても、しょうがない気がします。

稲田氏を防衛大臣に起用した安倍総理の責任問題を論じあうのもいいでしょうが、それよりも現場の自衛隊員を忘れられるような議論というのは無用というか、時間と費用の無駄ではないでしょうか?国会議員の‘先生’方々。

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コメント

国連は南スーダン政府を助けに行っているはずなのに、政府軍からも「国連は敵」などといわれている始末。

つまり、国連でさえ手を焼く難しい国で、稲田さんは現場から何を聞いてきたのか。

あの短時間視察では何を聞いても上の空、でもいいんです。最初から結論は決まっていたんだから。

投稿: ましま | 2016年10月18日 (火曜日) 20:52

ましまさんへ

ほんとうに、あのだてメガネで何を見聞きしてきたんでしょう。

投稿: 玉井人ひろた | 2016年10月18日 (火曜日) 21:36

12日の予算委員会で安倍首相はこんな答弁をしています。
「南スーダンは、たとえばわれわれがいまいる永田町と比べればはるかに危険、危険な場所であってですね。危険な場所であるからこそ自衛隊が任務を負って、武器も携行して現地でPKOを行っているところでございます」
数々の迷言・珍答弁を繰り出すこの方ですが、戦場となっているところを永田町と比較するその頭の構造は滑稽を通り越し恐ろしいかぎりです。
自衛隊の総指揮官をこんな方がやっていることに唖然とすると同時に戦慄してしまいます。

投稿: ススム | 2016年10月19日 (水曜日) 10:01

ススムさんへ

自分は指令を出すだけの立場で安全は確保されているからこその発言でしょうが、自衛隊の最高責任者として隊員の命を守ることも任されていることも自覚してほしいです。

投稿: 玉井人ひろた | 2016年10月19日 (水曜日) 14:11

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