コカの葉・・・村長の発言
今年も10月に入りました。昨年の10月は我が大玉村では大きな出来事が有りました。2015年10月26日、日本時間では27日の早朝でしたが、ペルーのマチュピチュ村との友好協定が締結されたのでした。
https://iwasironokuni.cocolog-nifty.com/komiti/2015/10/post-9394.html
無事帰国後に押山村長ら一行の代表者らによって、その時のエピソードなどの報告会が行われ、多くの村民が集まり、会場には地元マスメディアも複数来ていました。
私も興味津々で聞きに出かけ、じっくりと傍聴してきました。。
一行がアメリカ経由で南米ペルーに到着し、さらにマチュピチュに向かうためペルーの飛行機に搭乗した際に、「乗り物酔い」として『コカの葉』を渡されたんだそうです。
南米では、ごく当たり前の行為だそうで、医師の間でもコカの葉には乗り物酔い、喉頭炎、便秘、肥満に効果を発揮する可能性があるという人が存在するようです。
しかし、一般的には「コカの葉」と言えば、『麻薬のコカインの原料』というほうが知名度が高いと思います。
村長は、乗り物酔い予防にとそれを口したそうですが、「どこで効いたんだか?効かなかったんだか?分らなかった」と、その時の様子を語りました。
それを聞いた途端、「えっ!、原料だけど、麻薬と知られるものを使用したことを、公の場で言っていいの?」と、私はちょっと驚いたのです。
2009年1月、朝日放送(大阪市福島区)が全国放送している「世界の村で発見!こんなところに日本人」というバラエティー番組で、米・ボリビアの放送後にこんなことがありました。
- 2009年1月に南米・ボリビアを訪ねた男性タレントがボリビアの露店で売られていたコカの葉を手に取り、噛む場面を放送した
その放送が放映されて直ぐ、朝日放送局に近畿厚生局の麻薬取締部から連絡が入ったのです。
- コカの葉を手に取り噛む場面に対し、「違法薬物の使用を煽ることを禁じた「麻薬特例法に違反する可能性がある」として口頭注意があった。
※『麻薬特例法 第1条(趣旨)』
・・・(中略)・・規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図り・・・(略)・・・
‘コカの葉’は幻覚などを起こす恐れがあるとして麻薬に指定され、使用した場合などには罰せられるが、番組内では特にそいう説明を加えないで放送したことが、違反行為にあたる可能性が高いという判断だったようです。
朝日放送はで馴染みのない外国の現地の人々の風習を伝えたいという意図だっただけだったようですが「より慎重を期すべきだった」とコメントが出され収まったようです。
つまり、公の場で村長も同じ行為をした事実を発表したわけですから、もし担当局の耳に入っていたら、同じことが起った可能性は低くないはずです。
会場にはマスメディアも来ていましたので、その事への指摘報道がなされたら困ると思い、今まで記事にすることを控えていました。
1年も過ぎても何もないので、アップしても大丈夫ですよね?・・たぶん・・・(
)村長には、慎重な言動をお願いしたいです
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
こんな事があるなんて、知りませんでしたね。
投稿: H.K | 2016年10月 1日 (土曜日) 21:49
H.Kさんへ
あるんですよ
投稿: 玉井人ひろた | 2016年10月 1日 (土曜日) 22:23
コカ・コーラはコカの成分が何らかの方法で含まれているのだと思っていたら、今はゼロだそうですね。
しかし、世界中にコカを宣伝していることにはならないのか?
投稿: ましま | 2016年10月 2日 (日曜日) 07:22
ましまさんへ
日本国内のは入っていませんが、海外で販売されているのはどうなのでしょう?
投稿: 玉井人ひろた | 2016年10月 2日 (日曜日) 09:00
日本じゃ無いのでOK?
マカなんてのもありますけどね。
投稿: もうぞう | 2016年10月 3日 (月曜日) 18:09
もうぞうさんへ
韓国と違って、日本では外国の法律が許されれば黙認のようですが、今回のはそのことを帰国後に公の立場で、公の場で発表したことがちょっとまずかったのです
投稿: 玉井人ひろた | 2016年10月 3日 (月曜日) 18:18