レディファーストは‘女性差別’？！

レディファースト（英＝ ladies first）とは・・・

• 知性と品位を備えたしとやかな女性・貴婦人、または女性を尊重して優先させる欧米男性に見られる習慣の一つ。
• “日本において言及される”、ドアを通過する時、椅子に座る時、歩くさいなどに女性を優先する男性の行儀・作法。
  （※、‘Ｌadies’のカタカナ表記は「レイディ」のほうが発音に近い）

各辞書の意味を集約すると、「レディファースト」は↑のような意味になりますが、長年の間、これが苦手な日本人男性は女性の矢面になっていますが、そう言う習慣が無い日本ではどうしても馴染まない慣習の一つでしょう（）

さて、それを指摘する日本人女性、今アメリカなどでは嫌われ者になっているというのです。

アメリカで実際に放送された日本人女性に関する『日本人女性は‘レディファーストを男性に要求している’』という特集番組があったそうです。

そこで紹介された、アメリカ人から見た現在の日本人女性の様子です。

①日本人女性は‘レディファーストを強引に日本の男性に要求している’。

②日本人女性は、食事は当然のように男性におごらせる。

• “外国人男性はおごる風習がある”と信じている日本人女性が多いため、『（おごってくれる）男らしい外国人と付き合いたい！』と言う女性までいる
• アメリカでは割り勘が一般的なっている

③日本人女性は買い物のマナーが悪い。ブランド品を好み（用途とは無関係でも）買いあさる。

• ブランド品を買いあさる女性は外国からは冷たい目で見られ、アメリカでは日本人女性に対し『高級品をあさる黄色い猿』という言い方がある。
• 日本人女性は、店に黙って（挨拶無し）入り、買い物終了時にも黙って（挨拶無し）帰る（欧米では黙って店に出入りする習慣が無い）
• 外国での買い物は値切ることが常識だと勘違いしている日本人女性が多い。

↑の様なことが、番組で紹介されたようです。

このことが放送された後「日本人女性は傲慢だ」、「日本人男性が可哀想だ！」というコメントがアメリカでは多く寄せられたそうです。

日本には「女性専用車両」や「レディスデイ」などもよく見られますが、なんとこれも海外から見ると「日本人女性は傲慢だ」と見られる一つとなっているようなのです。

アメリカ在住のある女性↓の

「アメリカにはレディファーストはもうありません。」

という、日本人には衝撃的なコメントを発見しました。

全く知らなかったことですが、アメリカでは女性の一部から「レディファーストは女性差別だ」として、やらないように政府に訴えが起きているんだそうです。

『差別だという人々の主張・理由』
男女平等が要求される現代において、女性を特別扱いするような行為は性的差別であり、特に大統領など社会を主導する立場の人こそ、率先してレディーファーストの習慣をやめる（レディーファーストの慣習に従うことを拒否する）べきである。

こうなると、日本男性はどうしていいか困惑ですね。

やはり、昔ながらの日本文化・慣習でよろしいのではないでしょうか（）

ちなみに、ヨーロッパで出来た女性を前に歩かせる、先に部屋に入れるなどという習慣は、騎士が考えたスポンサーを得るための手法、さらに無駄な格闘の防止と自分が狙われるのを防ぐために女性を利用（盾に）したのが起源だそうです。

さらに、道路を歩くときは騎士は女性には建物側を歩かせ、自分は道路の真ん中を歩き上階から捨てられる汚物がかかるのを防いだらしいです。

日本の武士道とは逆ですよね。