今度は自民党東京都連か?
いろいろと問題が噴出の東京都政ですが、ついに都議会で最大の議席を有する自民党都議の組織についてのが出てきました。
自民党が有する東京の組織は、二つ
- 『自民党・東京都連(自由民主党東京都支部連合会)』(会長=下村博文衆議)
- 『東京都議会自由民主党』(幹事(代表)=高木 けい都議)
1番は、通称「都連」という自民党の東京支部、それに対し2番は自民党の都議によって組織されている“会派”になっています。
その都連 から 都議会派へ、2012~2014年までの3年間で総額約7500万円が、「組織対策費」として寄附された事実が判明したというのです。
- 2012年 2275万円
- 2013年 2765万円
- 2014年 2472万円
計 7512万円
それのどこが問題なのか?
寄付金を受け取った“東京都議会自由民主党”というのは「政治団体」として登録されていないため、受け取った寄付金、さらにその使い道などを記した‘政治資金収支報告書’の義務が無い組織になっているというのです。
つまり、自民党所属の東京都議は東京都議会自由民主党の名を使用した場合、公けの報告無しで自由に使用できるということです。
ゆえに、自民党から都議に流れた7500万円は結果として‘使途不明’になっているのです。
もっと言い換えれば、我々の税金が原資の政党助成金が党本部を経由して都連に流れ込んでいるのに、その使い道が不明秘密)のままでまかり通っていたということです。
どこまで都議・自民党は裏金を作る方法を準備しているか、明らかになった気がします。
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コメント
都連は憎っくき若狭さんを補選公認候補者としてHPトップに写真入りで応援してますね。反対なら反対と筋を通すのも政治家の真の姿の筈。
投稿: ましま | 2016年10月13日 13:08
ましまさんへ
その柔軟さ(裏表)が政治家たる“生き物”かもしれません
投稿: 玉井人ひろた | 2016年10月13日 16:58
底なしですね。
ひどいものです。
投稿: もうぞう | 2016年10月13日 19:15
もうぞうさんへ
慣例化して、党員はこれらの事の重大さに麻痺していたんでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2016年10月13日 20:51