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2016年11月17日 (木曜日)

駆け付け警護

「駆け付け警護」、誰が考えたのかは分りませんが、なんとも紛らわしいというか、言葉遊びのごまかしと言うか、言いたくないですが国民の意識をそらす‘うまい表現’だと思います。

これの長所としては、もし自衛隊の基地の外に出ていた同僚隊員が襲撃されたときにも、基地内の自衛隊員が(発砲して)助けられるようになったということです。

短所としては、自衛隊が‘参戦可能になったことで戦闘に巻き込まれる可能性が高まった’と言うことでしょう。

現場の隊員からすれば、長所の方が特に歓迎されているようです。

しかしながら、そのギリギリの判断は防衛大臣か、総理か、はたまた現場指揮官かは定まっていないのが現状らしく、結局は派遣された隊員が責任を負わせられる気がします。

隊員の家族や近親者の苦悩はまだまだ解消されないことだけは、確かですね。

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コメント

この言葉、誰の発明かわかりませんが、イラクPKOに行っていた佐藤正久(ひげの隊長・現自民党議員)がアピールしたのが初耳です。

投稿: ましま | 2016年11月17日 (木曜日) 20:40

ましまさんへ

福島県出身の佐藤氏、帰国後から訴えていたのは

「自衛隊の基地外で、同僚の隊員が襲撃されても、我々自衛隊員は武器を使用しての救助や警護ができないどころか、駆け付ける命令が出せなかったのが、最もつらかった」

というものです。帰国後からあちこちのメディアでも訴えていましたので、わたしはよく知っていました。

そして、早急に法整備が必要だとし、自らが国会議員に立候補したのです。

投稿: 玉井人ひろた | 2016年11月18日 (金曜日) 12:13

う・う・・・・ン・・・一人でも犠牲者を出そうものなら・・・・大変!!!です。でも・・・・むつかしい。

投稿: 山口ももり | 2016年11月18日 (金曜日) 16:55

山口ももりさんへ

私たちも難しくて悩みますが、派遣された現場の隊員の指揮官は、もっと判断に悩むはずです

投稿: 玉井人ひろた | 2016年11月18日 (金曜日) 17:08

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