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2016年11月20日 (日曜日)

世界トイレの日

昨日の11月19日は国連が定めた「世界トイレの日」という記念日になっているんだそうです。

制定までの経緯などをもっと詳しく言うと

「世界トイレの日」は、あの東日本大震災が有った2011年の‘11月19日’に、シンガポールの『ジャック・スミス(Jack Sim)』という人が中心になって、シンガポールで世界トイレ機関(WTO: World Toilet Organization)が創設され「世界トイレサミット」が開催されたことを記念し、WTOの呼びかけの下に「世界トイレの日」として、世界各地でトイレの問題を考える取り組みが行われてきた。

この取り組みの広がりと反響を受け、2年後の2013年には、国連総会が毎年11月19日を国連指定での「世界トイレの日」(World Toilet Day)として制定されるに至ったものである。

ですから、記念日としては新しいものなのですが、ユニセフを始め多くの団体がこの活動に力を入れ始めていることを、恥ずかしながら私は初めて知りました。

ユニセフ=国連児童基金によりますと、水不足や貧困などでトイレが使えない人は世界の人口の3分の1に当たるおよそ24億人に上っているんだそうです。

トイレが無いことによって、毎年、800人以上の子どもがトイレを使えず感染症になり命を落としていること、女性に対する性犯罪が相次いでいること、などの実態が在るとNGOの担当者は訴えています。

特にひどいのが、インドだそうです。世界でトイレが使えない24億人の内、インドだけで6億人以上を占めているんだそうです。

インドの総人口は約13億人ですから、インド国内だけで言うと人口の半数がトイレが無い生活を余儀なくされた環境で暮らしていることになります。

今年の11月19日、インドでは首都ニューデリーでトイレの整備を支援するNGOが催しを開き、地元の小中学校の児童や生徒およそ300人が集まり、子どもたちの一部はトイレの整備を求める歌を自分たちで作って披露し、衛生環境の改善を訴える様子が、報道されました。

私の地域でも4~50年前までは、それに近いトイレ環境でしたが、今では水洗トイレが当たり前になってしまいました。

今の日本に生まれた子供たち、ほんとうに‘うん’がいいと思います(

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コメント

水洗式は災害などがあると困りますが、今考えられる一番の方法なんでしょうね。
山小屋などでは、バイオ式が普及しているようですが、仕組みはよく分かりません。

投稿: もうぞう | 2016年11月22日 (火曜日) 19:07

もうぞうさんへ

アジアでは、下に豚をおいて落ちてきたのを食べさせるというのも聞いたことがありますが、あれもバイオでしょうか?

投稿: 玉井人ひろた | 2016年11月22日 (火曜日) 20:37

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