V-22運用停止にどのくらいの効果?
アメリカ軍の大型輸送機『V-22航空機』、通称「オスプレイ」が沖縄県沖の海上で墜落したニュースは、また日米と沖縄問題に波紋を広げています。
アメリカ軍の説明だと、「空中給油訓練中にミスが起き、バランスを失ったためパイロットは民間の犠牲と乗組員の命を守るため‘不時着を試みた’結果の‘クラッシュ(墜落)’だった」としました。
そう言われれば、乗組員が無事だったこともあり、日本政府やマスコミの一部の報道にある“不時着”のようにも見えないこともないが・・・認識には差があることは否めません。
- アメリカ側の発表→「クラッシュ(crash)」(=飛行機の墜落)
- 日本政府の発表→「不時着」
確かに↑のようにアメリカ側は「墜落」と発表しているのに、日本政府側は「不時着」と発表したことの疑問もありますが、そもそも根本問題は「不時着か墜落か」というところではないはずですね。
アメリカ軍に対して日本からは運用の停止を求めたようですが、同時に「現在進められているオスプレイを運用するためのヘリパッドの建設は、今回の事故による影響は考えていない」との考えが官房長官から発表されました。
これを受けアメリカ側から「“当面”のオスプレイの運用停止を行う」という連絡があったようですが、これって社交辞令の対応でしかないのは明らかです。
だいたい、運用停止する期間を日本側から支持する権利が無いというのが、独立国家として不平等でしょう。
それに、運用停止に何の効果があるのでしょうか?
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コメント
夜間の空中給油訓練の最中、ホースが回転欲に当たって羽が欠落、海に不時着というニュースもあのますが、まあ「軍事機密」でしょうね。
投稿: ましま | 2016年12月15日 (木曜日) 08:43
ましまさんへ
報道の写真を見る限り、その説明も偽りではないと思えます
投稿: 玉井人ひろた | 2016年12月15日 (木曜日) 09:22
今回の事故?は、日本側の被害は少なくて良かったです。だからといって、パイロットを褒めるなんてもってのほかです。
しかし不時着というには、無理がありますね。
投稿: もうぞう | 2016年12月15日 (木曜日) 19:13
もうぞうさんへ
不時着も、墜落と言えますからね。単なるごまかしでしょう。それよりは‘事故が起こった’という事実が問題の本質だと思います。
投稿: 玉井人ひろた | 2016年12月16日 (金曜日) 16:56
皆さまへ
後日知ったのですが、アメリカでは最初から「墜落」としていて、「不時着」は日本政府の発表のようです
投稿: 玉井人ひろた | 2016年12月18日 (日曜日) 08:54