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2016年12月23日 (金曜日)

我家が火元だったら・・・・ゾッとした

新潟県糸魚川市の150棟以上を焼き尽くす大火災、その惨状をテレビで視て最初に・・・

「火元となったところの責任は?」

「損害賠償はどうなるのだろう?」

「もし、わが家が火元だったら、延焼した住人達にどう接するのだろう?」

↑の様な、思いが先行し、被災者たちより火元の人の思いばかり頭を巡ってしまいました。

そしたら、隣家からの‘もらい火’で自宅が全焼してしまったとき、日本の法律では原則として相手に損害賠償を求めることができないことになっていたんですね。

【失火法】(失火責任法)
「民法第709条の規定(
損害賠償に関する規定)は 失火の場合には之を適用せず。
但し、失火者に重大なる過失有りたるときは 此の限りに在らず」

伝統的に木造家屋が多い日本では延焼して複数の家屋が類焼しやすい、そのため火事による損害賠償は個人の資力を超える巨額なものとなることが多いため、火元となったところを保護するための特別規定が設けられているんだそうです。

つまり、金額的には大丈夫のようです。

ただ、奇跡的に死者が無かったですが、どんな顔して、延焼した近所の人々と会ったらいいのでしょう?
心情的、道義的には火元の人の辛さは、想像がつきません。

そして、ギリギリで延焼は免れたが、火災で商売や暮らしが不可能となっている人々の思い、それも想像がつきません

火災、やはり恐ろしいです。

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コメント

私の知る限りでは、当然町中の評判になります。子供もおり、学校でも注目の的になります。

結局、住み続けることができず、商売の豆腐屋をたたんで一家は他所へ引っ越しました。

投稿: ましま | 2016年12月23日 (金曜日) 21:12

(ノ_-。)んだよなぁ~!
あたしもどんな気持ちで実況見分に立ちあってるのかなぁ!って・・・!
兄弟で頑張り始めようとしてた老舗酒造の
若者の涙も目から離れない!
一戸一戸それぞれに歴史と思い出があるんだろうにね

投稿: Pee | 2016年12月24日 (土曜日) 06:36

ましまさんへ

そうなってしまいますよね。


Peeさんへ

まさに「居た堪れない」ですよね

投稿: 玉井人ひろた | 2016年12月24日 (土曜日) 07:52

今回の火災は、火元の特定が早かったですね。
一番の対策は、ずばり「夜逃げ」ですね。

投稿: もうぞう | 2016年12月24日 (土曜日) 19:15

どんな事故でも起こした「元」はいたたまれないですよね。「元」でない方も大変です。

投稿: 吉田かっちゃん | 2016年12月25日 (日曜日) 14:37

吉田かっちゃんへ

その通りです

投稿: 玉井人ひろた | 2016年12月25日 (日曜日) 17:03

我が家も高齢夫婦。 ガスコンロは10年位前に
IC にチェンジ。暖房は熱風式のものです。
高齢者が加害者になる事故が最近増えていますね。

失火には違いないけど、フライパンを火にかけたまま、
というのはかなりの責任が伴うのではないかしら。

投稿: あね | 2016年12月25日 (日曜日) 20:16

あねさんへ

「忘れて出かけた」と言う報道でしたね。それが事実なら、軽い失火でも無さそうにも思えます

投稿: 玉井人ひろた | 2016年12月26日 (月曜日) 08:41

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