人日(じんじつ)
古代中国では、年の初めの日付に特別な思いを込めた、特別な呼称があったそうです
- 1日 ⇒ 鶏の日
- 2日 ⇒ 狗(いぬ)の日、
- 3日 ⇒ 猪(ぶた)の日、
- 4日 ⇒ 羊(ひつじ)の日、
- 5日 ⇒ 牛(うし)の日、
- 6日 ⇒ 馬(うま)の日
と称し、それぞれの日にはその日にまつわる動物を殺さないようにしていたそうです。
そして、7日は人日(じんじつ)と称して犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていた慣習があったそうです。
また、この日には7種類の野菜(七草)を入れた羹(あつもの=雑煮)を食べる習慣があり、これが日本に伝わって平安時代から始められ、七草がゆとなり江戸時代から一般に定着していき現在に至るようです。
七草の節句の七草とは、本来は「春の七種」と書いて「ななくさ」と読ませるんだそうで、そこから「七種粥(7種類の穀物で造る粥)」が日本では最初になったのかもしれません。
我が家では、やったことが無いのでなんとも言えない慣習ですが、全国では行っている家庭が多いんでしょうね。
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コメント
スーパーで「七草粥のもと」のようなものを売っているのでけっこう普及しているようです。
投稿: ましま | 2017年1月10日 09:17
ましまさんへ
その通りですね。
投稿: 玉井人ひろた | 2017年1月10日 10:20
鹿児島では、1月7日に数え歳で7才になる子を祝い7カ所以上から7草粥を貰って回る習慣があります。私の家には今年初めて訪れる子がいませんでした。夫婦で淋しく粥を食べました。
投稿: 吉田かっちゃん | 2017年1月10日 11:21
ちなみに七草祝いの風習 http://kagoshima-machiaruki.com/category13/entry109.html
投稿: 吉田かっちゃん | 2017年1月10日 11:28
吉田かっちゃんへ
七五三より重要行事とされているようで、こういうのが本当の日本の慣習なんだと思います。
今はテレビの影響が強すぎて、意味が変ってしまった感があります
投稿: 玉井人ひろた | 2017年1月10日 18:37
基本的?におかゆは嫌いです。
当地でもそのような習慣は無かったようですが、だんだん普及してきたようです。
投稿: もうぞう | 2017年1月10日 18:59
もうぞうさんへ
私もどちらかと言うとお粥は食べなくていいほうです。亡き祖父も嫌いでした。
考えるに、わが家に七草粥が出なかったのは祖父が嫌いだったせいもあるかもしれません
投稿: 玉井人ひろた | 2017年1月10日 21:21