‘自賠’の掛け金が値下げ
交通事故の被害者を救済する目的で昭和30年(1955)に始まった自賠責制度ですが、ほぼ全ての自動車(二輪などを含む)・原付自転車で加入が義務付けられているので、一般的には「強制保険」と言っていますね。
これに違反すると↓
- 1年以下の懲役または50万円以下の罰金
- 違反点数も6点(=30日以上の免停)以上が加算
- 違反経歴によっては免許取消になる
この「自動車損害賠償責任保険」(自賠責)の掛け金が今年の4月から掛け金が値下げになるようなのです。
嬉しい限りです。
ただ、正直言って自賠責って任意保険に比べ保障の範囲がよく解らず、役に立っている気がしない気がします。
「自動車損害賠償責任保険」(自賠責)補償範囲
- 自賠責でカバーできるのは、事故の相手側の人身のみに限られる。
- 相手側に支払われる保険金は、治療費や休業補償などを含めて120万円が上限
- 死亡事故は1人あたり3000万円が上限
- 自分自身のけがや死亡は対象外
- 事故による物損については、自身にも相手にも対象外。
↑のように、本当の最低限の補償内容になるのが自賠責ですが、何も無いよりは良いのかもしれません。
どちらにしても強制のものの料金が値下がりするのは歓迎したいです。
予想では値下げ範囲は10%未満のようですが、できればもう少し下がってほしいですね
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コメント
事故自体は減っているようですからね。
当然といえば当然でしょう。
車の安全性能も上がっていますし。
投稿: もうぞう | 2017年1月12日 (木曜日) 19:10
もうぞうさんへ
私がJAの担当者に聞いた話では、減っているどころか、増えていると聞いています
投稿: 玉井人ひろた | 2017年1月12日 (木曜日) 20:06