保健室
日本の視力検査表には、次のような種類の視力方式が存在します。
- 『大島式』・・・ランドルト環と‘ひらがな’を組み合わせたもの
『中村式』・・・‘ひらがな’と数字を組み合わせたもの
『山地式』・・・“双魚指標”と呼ばれる魚2匹のシルエットが平行に並んだもの
『石原式』・・・ランドルト環と‘カタカナ’を組み合わせたもの
ちなみに、「ランドルト環」とはスイスの眼科医エドマンド・ランドルトによって考案され、明治42年(1909)に国際的な標準視標として採用されたもので、「C」の文字のような輪っかのものです。
自動車免許証を取得している人にはおなじみですね。
これらの式を組み合わせた表を総称して『万国式試視力表』というようです。
ただ、「万国」と冠されていますが、国際共通ではなく日本国内だけの事なので、誤解しないようにしなくてはなりません。
例えば中国では、アルファベットの「 E 」を回転させ視標として使う「Eチャート」。
また、欧米では複数のアルファベット文字を使用した「スネレン指標」と呼ばれるものが普及しているんだそうです。
だいたい、平仮名、カタカナは日本だけですから、当たり前と言えば、当たり前ですがね。
もう何年も小学校と言うところには行っていないですが、今でもフォトの様な視力表が貼ってあるんですかねぇ?
保健室、学校の中では特異なところでした。
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コメント
運転免許の時にお目にかかりますね。
投稿: 吉田かっちゃん | 2017年2月16日 11:07
吉田かっちゃんへ
わたしは免許センターが近くないので、行くまでに目が疲れてしまうので、検査のときハラハラです。
投稿: 玉井人ひろた | 2017年2月16日 17:30
最近のものは、ランドルト環だけのが、多いようですが?
ひらがな(カタカナ)は珍しいですね。
投稿: もうぞう | 2017年2月16日 19:07
もうぞうさんへ
文字のは、覚えられたら終わりですからね
投稿: 玉井人ひろた | 2017年2月16日 19:46