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2017年2月15日

保健室

懐かしい画像だと思います

Photo私が小学生のころ、学校の保健室にはこれが有りました。

これを目の当たりにすると、自然と片目を塞いで視力を確かめたくなったものです。

私だけですかね?

学校の集団検診でもこれが使用されました。

同級生の中には、これを全部覚えて視力検査をごまかそうとするつわものも居たこと、それも懐かしい思い出です。

さて、これにはちゃんとした名称が存在することを知っているでしょうか?。
万国式試視力表』(※万国式言式視力表)というんだそうです。

私は知りませんでした。

日本の視力検査表には、次のような種類の視力方式が存在します。

  • 『大島式』・・・ランドルト環と‘ひらがな’を組み合わせたもの
  • 『中村式』・・・‘ひらがな’と数字を組み合わせたもの

  • 『山地式』・・・“双魚指標”と呼ばれる魚2匹のシルエットが平行に並んだもの

  • 『石原式』・・・ランドルト環と‘カタカナ’を組み合わせたもの

ちなみに、「ランドルト環」とはスイスの眼科医エドマンド・ランドルトによって考案され、明治42年(1909)に国際的な標準視標として採用されたもので、「C」の文字のような輪っかのものです。
自動車免許証を取得している人にはおなじみですね。

これらの式を組み合わせた表を総称して『万国式試視力表』というようです。

ただ、「万国」と冠されていますが、国際共通ではなく日本国内だけの事なので、誤解しないようにしなくてはなりません。

例えば中国では、アルファベットの「 E 」を回転させ視標として使う「Eチャート」。
また、欧米では複数のアルファベット文字を使用した「スネレン指標」と呼ばれるものが普及しているんだそうです。

だいたい、平仮名、カタカナは日本だけですから、当たり前と言えば、当たり前ですがね。

もう何年も小学校と言うところには行っていないですが、今でもフォトの様な視力表が貼ってあるんですかねぇ?

保健室、学校の中では特異なところでした。

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コメント

運転免許の時にお目にかかりますね。

投稿: 吉田かっちゃん | 2017年2月16日 11:07

吉田かっちゃんへ

わたしは免許センターが近くないので、行くまでに目が疲れてしまうので、検査のときハラハラです。

投稿: 玉井人ひろた | 2017年2月16日 17:30

最近のものは、ランドルト環だけのが、多いようですが?
ひらがな(カタカナ)は珍しいですね。

投稿: もうぞう | 2017年2月16日 19:07

もうぞうさんへ

文字のは、覚えられたら終わりですからね

投稿: 玉井人ひろた | 2017年2月16日 19:46

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