公立小学校での卒業生
福島県内の公立小学校はきょう一斉に卒業式が行われました。
考えてみれば、きょう卒業した児童はあの震災が起こった年の4月に入学した児童たちです。
つまり、原発立地などの避難区域の子どもたちは、本来の町村の学校の教室に入ることなく仮設やサテライト小学校で6年間をすごし卒業となったわけです。
たった6年前と思っていたことが、何だかとても長い6年に感じました。
我が村の富岡町の仮設住宅に設置されていた仮設診療所も4月から避難が解除になるため本日閉所式が行われました。
無医村であった我が村にとって久しぶりの村内診療所が無くなってしまいまい、また無医村に戻ってしまいました。
ほぼ空家となった仮設住宅も、来月から取り壊されていくのでしょう。
ただ、根本問題は・・・まだまだ・・・まだまだ・・・
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コメント
考え深いことでしょうね。
我が孫は、震災の2日前に誕生しました。
今度、新1年生です。
投稿: もうぞう | 2017年3月24日 (金曜日) 19:09
もうぞうさんへ
「震災の年に入学し6年目の卒業生」というアナウンサーの言葉にハッとしました。
投稿: 玉井人ひろた | 2017年3月25日 (土曜日) 08:02