帰還困難区域の山火事で県は二つの火消
東日本大震災の津波によって発生した東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域になっている浪江町(なみえまち)井手の十万山で4月29日(土)に発生した山林火災は、本日5月6日(土)になっても鎮火しなかったことが、報道されました。
消防のヘリなどの必死の消火活動にもかかわらず、雨が降らない日が続いているせいも手伝って丸一週間燃え続けていることになります。
今日の午後5時過ぎごろも我が家の上空を大型ヘリらしきのが低空を異様な大きさの爆音を響かせていきましたが、そのへりも消火活動へ行った帰りのヘリだったのでしょう。
この火災によって、ネット上では・・・
- 「浪江町の火災で毒ガス(放射性ガス)が巻き散らかされている。風下の県はシェルターに避難したほうがいい」
- 「東京都江戸川区の空間線量に変化はないというのは、デマ情報だ」
- 「関東圏は外出注意」
- 「関東地方から静岡県くらいまでマスク着用(中略)自衛しよう」
等々・・・、放射線の拡散を危惧する書き込みや、健康不安をあおる信ぴょう性が低い情報が続いているようです。
当然の成り行きでしょう。
それに対し福島県内の各報道機関では、
- 火災現場周辺の放射線監視装置(モニタリングポスト)の値に目立った変動はない。
という県の説名を繰り返し‘デマの火消’も行っています。
雨さえ降れば鎮火する気がします。と思っていたら、雨が降りだしました
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コメント
なるほど、2つの火事を消したわけですね。
それというのも、過小報道をしてきたことに起因すると思います。
事実は正直に伝えなければ、「デマ」がはびこりますね。
投稿: もうぞう | 2017年5月 6日 (土曜日) 19:23
今晩は☆彡
山火事があったのは長野だけかと思っていました。
余りニュースも見ないからか・・
どうでも?いいことは飽きるくらい繰り返しマスコミで取り上げていますがね。
投稿: マコ | 2017年5月 6日 (土曜日) 21:17
もうぞうさんへ
仰る通りだと思います。
そしてもう一つ「事実は正しく報道」ですね
マコさんへ
ネット上の反響も有って、あるいは報道を控えているのかもしれません
投稿: 玉井人ひろた | 2017年5月 7日 (日曜日) 08:13
昔、防諜の観点でデマは厳しく取り締まられ引っ張られる人もいました。
ところが大本営発表がデマだったというのは戦後知りました。
投稿: ましま | 2017年5月 7日 (日曜日) 09:03
ましまさんへ
そう言う時代にならないことを願いたいです
投稿: 玉井人ひろた | 2017年5月 7日 (日曜日) 17:18