サイバーテロに立ち向かうトップガン
サイバー攻撃(サイバーテロ)に対し立ち向かうサイバーセキュリティー技術者の中でも最も高い技術を持つ人を“トップガン”と呼ぶそうです。
日本でも幾人か居るそうですが、その中でも国内外に知られたトップガンは「名和利男氏」という人物なんだそうで、昨日NHKの特集番組で知りました。
http://www.nhk.or.jp/professional/2015/0914/
その仕事は、サイバー攻撃を受けた可能性のある国の省庁や地方自治体や企業から依頼を受け、その実情を正しく捉え対処法や悪意のある「マルウェアー」を探し出したり、人材育成にまで及びます。
サイバーテロ対策は自衛隊のときにその対策課に配属されてからだそうですが、パソコンやIT関係の学校を出たわけでは無く、全て独学というのも凄いのですが、ほぼ24時間体制で世界中のサイバーテロ情報を収集しているひたむきさに驚かされました。
1日に1万を超す悪意あるソフトが作られている現状ではそうするしかないそうです。
実は、こういう仕事をしている人、特にトップガンと呼ばれる人は犯罪組織に命を狙われるリスクが有り顔を出すのは自殺行為なのだそうです。
それでもテレビに顔を出したのは、同じ仕事に携わる人間が圧倒的に不足していることと、サイバーテロの現状を訴えたかったそうです。
番組中にもボカシ入りで見せてくれましたが、日本のトップ企業や自治体の機密文書が筒抜け状態で流出しているモニターが映し出されていました。
この恐ろしい現実、自民ファーストの安倍ちゃんを始め、野党の皆様方はどうとらえているのでしょうかね?
政治家たちの言動は不安だらけです。
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コメント
「名和利男」という姓名は南北朝時代楠木正成と並び称された「忠臣」名和長利と一字違い。きっと子孫ですね(*^-^)
投稿: ましま | 2017年6月22日 09:01
ましまさんへ
珍しい名字ですから、その可能性は高いでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2017年6月22日 11:49