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2017年6月 1日 (木曜日)

五輪協議会から置き去り?の福島県

昨日の5月31日に、2020年東京五輪の費用負担をめぐり、東京都と国、大会組織委員会、関係自治体でつくる「関係自治体等連絡協議会」が開かれた報道は各局で取り上げられましたので多くの人が視たと思います。

大会総経費の1兆3850億円のうち、東京都と組織委員会がそれぞれ6000億円、国が1500億円を負担することで合意しましたが、都外で開催するための350億円については、都と組織委員会が、詳しい内訳や自治体ごとの負担額を示さなかったのに、神奈川、千葉、埼玉の知事はニコニコ顔で終了しました。

実は、その席には福島県の内堀知事も居ましたが、ニコニコ顔の3知事のコメントや様子しか放送することはありませんでした。

改めての福島県知事のコメントも報道も、一切ありませんでした。

福島県はソフトボールや野球の開催地に決定しているのですが、それは福島県側からお願いしたわけでは無く、「震災復興を世界に発信したい」という構想から大会組織委員会が選んだ経緯があり、ですから福島県側も「費用負担が無いならありがたく受けます」ということで始まったものです。

それが今更になって「選んでやったのだから、金を出せ」を言ってきた感があり、内堀知事は・・

「福島県は未だ除染や復興に莫大な予算がかかり、これ以上の負担は受け入れられない状況に有り、五輪の負担が来た場合は国に助成を申請するしかない」

という心痛な表情でコメントを発表しました。

全国放送でも、あの3県の知事以外のさん参加していた知事らのコメントをちゃんと報道してもらいたかった、なんだか3県以外は置き去りされた気がします。

あれだけ偏った報道も、今は有りなんでしょうかね。

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コメント

『復興五輪・・・』とか言って、当初はあの大震災からの復興を目玉にし、世界一安全な都市と、治安状況の良さをウリにして、コンパクトでリーズナブルな五輪と断言したにに・・・・。
復興は『避難地域の解除』だけが先走り、『共謀罪』成立は五輪を安全に開くため・・・と言い、当初の5倍以上の費用を計上して、平然と『大幅にカットした』などと開き直る。。。。

あげくに、『憲法改正』も五輪を出しに使う!!

もうメチャクチャですね〜。

これで通ると思うのは、私たち国民を完全に馬鹿にしているからでしょう。。。

ま・・・そう思われても仕方ない国民性にため息ばかり出てきます (怒)

投稿: ススム | 2017年6月 2日 (金曜日) 23:00

ススムさんへ

あおの選挙結果が、こうしたのですから、投票棄権した有権者の責任は軽くないと思います

投稿: 玉井人ひろた | 2017年6月 3日 (土曜日) 07:53

北は独裁で悪者のイメージですが、米も独裁で悪者になりつつあります。
中も露もしかり。
日だってそれに近いと思いますよ。

投稿: もうぞう | 2017年6月 3日 (土曜日) 19:04

もうぞうさんへ

自分の周囲や関係役人への圧力をかけ、意見を言わせなくすることこそがもっとも政権を安定させる手段であることは、歴史上の独裁者が証明していますね。

投稿: 玉井人ひろた | 2017年6月 3日 (土曜日) 19:14

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