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2017年6月18日 (日曜日)

米軍艦艇と貨物船との衝突に思う

昨日の6月17日未明の静岡県の伊豆半島沖で発生したアメリカ海軍のミサイル駆逐艦とフィリピン船籍のコンテナ船の衝突事故は、アメリカ軍側に複数の死者が出る惨事となったようです。

今回事故に遭ったアメリカのミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド」(イージスシステム搭載)は、2011年3月の東日本大震災発生に際してアメリカ軍が行った『トモダチ作戦』に参加した艦艇だったようですね。

そして翌年の2012年12月、北朝鮮は「人工衛星」と称する弾道ミサイルの発射に対する警戒任務に着き、現在に至っていたようです。

ミサイル駆逐艦とは、敵対する国家によるミサイル攻撃の監視と迎撃を任務とする軍艦で、今回の「フィッツジェラルド」はイージスシステムを搭載しているため、報道では通称の「イージス艦」という言い方をしているようですが、正しくは「ミサイル駆逐艦」と言うようです。

日本の海上自衛隊にも「はたかぜ」などのミサイル駆逐艦が存在しますが、駆逐艦とは言わず「ミサイル護衛艦」(イージスシステム搭載)という言い方になっています。

今回の衝突事故で、改めて思ったことがあります。

まずは・・・

「現在の軍艦は何と脆いのか。装甲板が薄い事かということです。

現在の軍隊の火力は凄まじい破壊力が有るため、装甲版の厚さは有って無いようなもの、ですから攻撃された場合はできるだけ軽くして早く逃げるのが一番というわけです。

それにしても、あのつぶれ方は弱すぎる気がしてなりません。

次に、イージスシステム搭載艦がなぜ貨物船を回避できなかったか?です

イージスシステムと言うのは、簡単に言うと死角無しのレーダー監視システムで、一般レーダーの最低でも10倍以上の機能を持つと言われますが、貨物船を探知していなかったのか?それとも探知していても乗組員が気づかなかったのか?

気づかなかったとしたら、優れたシステムも人間次第だいで役に立たないということでしょう。

そして、もう一つが・・・

またまた出てきました「日米地位協定」の文言です。

今回の事故は伊豆半島沖と言う日本の領海内の事故のため、事故調査をするのは日本の海上保安庁なのです。

しかし、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦に関しては、日米地位協定で1次裁判権がアメリカ軍側にあり、日本としてはアメリカ軍に情報などの捜査協力を求めるというところまでしかできないのです。

憲法改正より、独立した主権国家として真っ先にやるべきは日米地位協定の改正でしょう。

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コメント

ひろたさん!
ホントにΣ(゚Д゚)ビックリポン!の事故
あの時間帯訓練のため若い隊員を監視に立たせてたのでは?との憶測も耳にしましたが。
貨物船が頑強なのかイージス艦が柔すぎるのか
ダメージが大きすぎますね

投稿: Pee | 2017年6月19日 (月曜日) 06:18

Peeさんへ

貨物船の一番丈夫なところと、艦艇の一番弱いところがぶつかったこともありましょうが、乗用車の事故のようですよね

投稿: 玉井人ひろた | 2017年6月19日 (月曜日) 07:55

電気(電波)仕掛けで怖いものなしのはずでですが「脇が甘い」というのは、まさにこのことですよね。

投稿: ましま | 2017年6月19日 (月曜日) 20:36

ましまさんへ

同感です

投稿: 玉井人ひろた | 2017年6月19日 (月曜日) 22:08

敵はミサイルにあらず。
民間の船だった?

投稿: もうぞう | 2017年6月22日 (木曜日) 19:27

もうぞうさんへ

それはないでしょう(

投稿: 玉井人ひろた | 2017年6月22日 (木曜日) 21:13

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