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2017年7月29日 (土曜日)

●▼って、誰? どこの候補者?

村長選挙と村議補選の最終日のきょう、あいにくの雨降りの中朝早くから車載の拡声器からの声が聞こえてきました。

『大玉村のみなさんおはようございます。“・・・・”でございます。』

候補者名を確認できませんでしたので、もう一度、耳を澄ませて聞きます。

『●▼でございます』

三度目で確認が取れました。その候補者の名前は‘全く知らない名前’でした。つまり、聞いたことが無い候補者の名前なので、耳に入り難かったわけです。

一体誰?

補欠選挙に新たな人が加わったのか?と思いましたが、受付が終了しているのでそんなはずは無く、あわててきょうの朝刊を見ました。

1面に我が村の村長選挙と補選の記事が有りました。そしてその隣もう一つ、同日投票日の選挙も記載されていました。

それは「富岡町長選挙」です。それで判りました。さっき通っていた選挙カーの行列は富岡町長候補者(現職)の一団だったのです。

原発事故で、全町避難が続く富岡町の町民は未だに町外生活のため、県内では我が村や郡山市、会津やいわき市、そして県外などに分散しているため、それらも選挙運動で回らなくちゃならなかったのです。

県内の避難所だけでも、その距離は京都府全土を回るくらい(のべ数百キロ)にはなるはずですから、大変でしょう。

ただ、それまでして自治体の形態を保持する必要があるかどうかの賛否はとても中身が複雑で分れるでしょうね。

さて、明日は投票日、わたしが決めている候補者が当選することを祈りたいです。

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コメント

ほほう~
いつまでも大変な事態が続きますね。

最初、私はまたとなりの町も選挙でその立候補者が間違って来たのかと思いました。

投稿: もうぞう | 2017年7月29日 (土曜日) 19:11

もうぞうさんへ

私も一瞬過ぎりましたが、やっていないのは判っていたので、悩みました

投稿: 玉井人ひろた | 2017年7月29日 (土曜日) 19:44

避難者は戻らない覚悟をしている人もいると思います。苦衷を誰に訴えればいいのか、想像するだけで胸がつぶれます。

投稿: ましま | 2017年7月30日 (日曜日) 07:52

ましまさんへ

いろいろな思い、事情がありますが、実際には当事者にならないとわかりません

投稿: 玉井人ひろた | 2017年7月30日 (日曜日) 16:48

いま、福島双葉町の小学校と家族 その時、あの時、 小野田陽子文集 を読んでいます。
あの年の 3月11日後の2・3日は涙、涙なしには
読めないリアルな現実が圧倒的な描写でせまってきます。
未だに苦しむ離散した人たち、
普通の生活が送れない苦しさは当事者ではないと
わからないでしょう。
「地域」も文化の一つですから、その文化を継続したい
という気持ちは多くの人がおもちでしょう。

投稿: あね | 2017年7月30日 (日曜日) 20:47

あねさんへ

郷愁、そんな甘い物ではないですよね

投稿: 玉井人ひろた | 2017年7月31日 (月曜日) 07:51

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