防災は「悲観的に準備し、楽観的に生活」
大雨の被害が相次ぐ昨今、防災・危機管理アドバイザーで防災システム研究所の山村武彦所長の大雨災害につて語った記事を見つけました。
<豪雨災害での避難時の注意>
- 木やトタンが流れてくるので、‘長袖・長ズボン’を着用する。
- ‘長靴’は土砂や水が入ると足を取られる危険があるので避けるべきで、ヒモをきつく縛ることができる運動靴の方がよい。
- 軍手など手袋をして、懐中電灯を持って‘カッパ’を着る。(集中豪雨で傘は役立たない)
- 道路が冠水している場合、マンホールや側溝の蓋が外れていて落下する危険があるので棒等を持ち、地面を確認しながら歩く。
- 1時間に20mm以上の降雨量の場合、自動車のワイパー効果がなくなったり、冠水した道路を走るとブレーキがきかなくなる恐れがあるので車での移動は避る。
- 避難が遅れ、どうしても家から出ることができない場合は、“垂直避難”といって、斜面と反対側の2階の部屋に避難すること。
- 豪雨で下水道が詰まるなどすると泥水が逆流して、1階屋内のトイレや浴室などの排水溝から泥水が噴き出すという『排水溝逆流浸水』が発生することが有るので、被害が大きくなる前に排水溝は塞ふさいでおいた方が良い。
6番目までは、テレビでよく言われることなので、判っていたことですが、7番目のは気が付きませんでした。
これってどこも、言ってないですよね(?)
でも、山村所長の言葉で最も印象に残ったのがこれ↓
「自然災害を事前に防ぐのは、不可能に近い。‘悲観的に準備し、楽観的に生活する’ことが大事です」
自然災害の対処法ではこれがベストでしょう。名言だと思います。
これしかないです。
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これらの文章を肝に銘じないといけませんね。
「災害は忘れた頃にやってくる」、その物ですね。
投稿: H.K | 2017年7月23日 (日曜日) 21:21
H.Kさんへ
‘災害は遠くだと思っているうちにやって来る’でしょうか
投稿: 玉井人ひろた | 2017年7月24日 (月曜日) 07:53
久しぶりにやっと降った雨が洪水に、というニュースをよくみます。地球規模の異変。これも、もなわが身の不徳???って・・・考えられますか。クーラー、ガンガン、飽食・・・やっぱり・・・
投稿: 山口ももり | 2017年7月24日 (月曜日) 08:40
山口ももりさんへ
私は一貫して、地球の自然周期変化だと思っている立場ですので、人間の作ったものによるというのは、それこそ人間のおごりだと思います。
ただ、自然変化を加速させる行動は良くないですね。
投稿: 玉井人ひろた | 2017年7月24日 (月曜日) 10:55
マンホールの蓋がバタバタするというのが、7番目に該当するのでは?
それとも4番目に該当?
投稿: もうぞう | 2017年7月24日 (月曜日) 18:18
もうぞうさんへ
それは屋外の事ですので「4番」ですね
投稿: 玉井人ひろた | 2017年7月25日 (火曜日) 07:57