自動車が・・・、飛行機が飛べない?!
温暖化対策として、最初に国際協議によって1997年に採択されたのが「京都議定書」でした。そして、その「京都議定書」の約束期間が2020年に終了する事を受け、2015年12月にパリで開催された第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)で採択され、2016年11月に発効したものが、「パリ協定」です。
これは2020年以降の地球温暖化対策をまとめたポスト「京都議定書」という枠組みで作られた国際協定ですが、どちらにしても(二酸化炭素排出量2位の)アメリカは参加していません。
特に、パリ議定書については、トランプ大統領が「地球温暖化はと言う話はでっち上げだ」として離脱するということになりました。
正直言うと、トランプ大統領の話しには半分だけ賛同しています。
地球温暖化が二酸化炭素排出増加だという科学者が多いですが、考古学者によれば「地球温暖化は4000~5000年周期で起こっている」と言います。わたしは、その地球の歴史の方を信じるからです。
ところが、報道によると、アメリカの離脱宣言でフランスなどは喜んでいるというのです。
現在、世界では急速に ZEV(Zero-Emission Vehicle、排ガスゼロ車)へのシフトが進んでいるんだそうで、そのリーダーシップに躍り出ようとしているのがフランスらしいのです。
フランスによる2040年までにガソリン車とディーゼル車を廃絶しようという国家戦略は、低所得者に対する自動車の買い替え補助、新たな石油・石炭の採掘の禁止なども含め、2050年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素の排出量と吸収量を同じにすること)を達成するための電気自動車への取り組みなど、本格的なもののようです。
フランスを中心に、今回を機に自動車業界のトップにヨーロッパが動き出したというのです。
アジアでは、排ガス規制に取り組みだした中国の技術力が上がっているらしく、日本は中国に抜かれる可能性も有るというのです。
携帯電話もテレビも、韓国や中国に抜かれ、自動車まで抜かれたら日本経済はどうなるのでしょうね。考えただけでゾッとします。
エコノミストによれば大失敗になった「アベノミクス」、これの対処のしかたによって日本経済はこれから下がる一方だそうですが、政府はどうするのでしょう?困った政権です。
ところで、地球温暖化で気温が上昇すると、現在のままの空港や機体では旅客機が飛べなくなること、知ってましたか?
空気は気温が上がると揚力が下がるために起こる現象なんですが、国はこんなことも周知しているんですかね?
周知しているとは思えないですよね。
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コメント
火山大爆発説や、隕石衝突説もあります。その場合は放射熱遮断、粉塵やNOX濃度が高くなって地球が布団でくるまれたようになり気温も高まります。
仮にその説が否定されたとしても排出ガスが温暖化へプラス要因となっても、マイナス又はフラット要因になることことはあり得ないわけで、トランプの方向付けには反対です。
投稿: ましま | 2017年7月21日 (金曜日) 10:16
私も温暖化がCO2によるものであると言う説には、賛同できません。
もちろん一因であることまでは、否定しませんけど。
気温が高いと揚力が下がる?この話は最近知りましたが、理由がイマイチ理解できません。
投稿: もうぞう | 2017年7月21日 (金曜日) 19:16
ましまさんへ
温暖化では無く、公害対策として二酸化炭素排出などは規制すべきでしょうね。
もうぞうさんへ
わたしも正確には理解しては居ないのですが、つまりは空気の比重が変るようなものだそうです。
真水と海水では、「海水のほうが比重が大きいので浮きやすいというようなもだ」というような説明でした
投稿: 玉井人ひろた | 2017年7月22日 (土曜日) 07:56