待機電力のオフは節電になるか?
(電力会社の宣伝効果のせいか?)世の中には節電のために、電化製品の不要な待機電力をカットする目的で使用していない機器のコンセントを抜いたりして通電を切っている人も多いそうですね。
そう言う方々の行動には頭が下がる思いです。
でも、そういう事はやっていないわたしとしては、「全ての機器にそれをやって本当にいいのか?」と言う疑いをもっています。
そしたら、現在一般家庭に普及している「インクジェットプリンター/複合機の場合は‘待機電力のオフ’は逆効果になる」という記事を見つたのです。
その理由とは・・・↓
>インクジェット式プリンター及び複合機は、構造上インクヘッドに常に液体インクが流れ込む仕組みになっている。
そのため、ヘッド部分のインクが乾くと目詰まりする可能性がある。そこで、最近のインクジェット式プリンター及び複合機には、一定時間が経つと自動でインクの目詰まりを解除する機能が付いている。
このインクヘッド目詰まり防止機能が、電源コンセントを抜くと作動しなくなるため、最悪の場合インクヘッドそのものが故障し、丸ごと交換する羽目になる。
知っている人も多いと思いますが、インクヘッドを交換した場合、その部品代は高額です。
その金額は、新品の安いプリンターが買えるくらい高額です。
待機電力をやみくもにカットするのは、少しは節電にはなるかもしれませんが、‘節約’には賢くないことのようです。
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コメント
これは知っていましたよ、我が家のプリンターはコンセントを差し込んだまま。
電源はOFFにしていますが、一日に1回は必ずONにしています。
ONにするとヘッドのクリーニング機能が働きます、ヘッドの目つまりは高いものにつきますからね。
投稿: JACKS | 2017年8月17日 (木曜日) 21:24
考え方は、車の『アイドリングストップ』機能に似てますね。
この機能も、環境問題等々を度外視すれば、燃料が通常よりたくさんかかります。(長期間なら別ですが、信号待ち程度なら…)
あと、スーパーなどに買い物に行く時に使う『エコバッグ』も同様です。一見、ビニール袋を使わないから、地球環境に優しいエコ活動に思われがちですが、実際は全体的に考えると殆ど変わらないか、かえって、CO2を増やしていると言われています。主な理由は、ゴミ集積センターなどでゴミを焼却する際に使う燃料が、『エコバッグ』が普及するタイミングに比例して、多くかかっています。これは、結果として、今までビニール袋がゴミ焼却燃料の一部になっていたからです。
『エコバッグ』の普及によって、ビニール袋は使われなくなりましたが、その分、化石燃料を多く使うようになり、地球環境からみると、プラマイゼロ若しくは、地球に優しくないようです。
全ての事柄に言えますが、目先のことばかりに拘らず、全体を見ないと、本質が見えないかもしれませんね。
投稿: マル | 2017年8月18日 (金曜日) 05:41
プリンターのことは、知りませんでした。
と言うか、普段はコンセントから外れています。
節電のためと言うより、滅多にしか使わないので仕舞っておくためです。
今のところ、とくにトラブルはありません。
たしかに超久しぶりに重要な写真印刷をする場合は、試し印刷は実行しますが。
投稿: もうぞう | 2017年8月18日 (金曜日) 07:19
JACKSさんへ
ご存知でしたか。
わたしはコンセントは入れっぱなしですが、使用頻度が少ないので通常はOFFで、使う時だけ(自動で)ONになります。
マルさんへ
あのレジ袋削減キャンペーンは、一部の政治家の人気取りに行ったものですが、仰る通り石油節約には全く効果が無いことはよく知られています。
倒産したレジ袋メーカーが一番の被害者でしょう
もうぞうさんへ
そうなんですか。めったに使わないと、そうなるかもしれませんね。故障が無ければ良いと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2017年8月18日 (金曜日) 09:17
プリンターのこともエコバッグのことも
初耳でした。勉強になりました。
でもごみ集積所にはスーパーバッグで
みなさん出しますよね。
投稿: あね | 2017年8月18日 (金曜日) 17:56
あねさんへ
私のところでは、もう20年以上も前からゴミ出しには行政が指定した‘専用袋’にななっていて、スーパーの袋で出すことは禁じられています。
投稿: 玉井人ひろた | 2017年8月18日 (金曜日) 18:42