‘夏日’もある、そして‘冬日’もある
何だか急に寒くなって、先週にコタツ、そしてきょうはついにファンヒーターを出してしまいました()
ファンヒーターを出しながら「夏日はよく使うが‘冬日‘というのはあったっけ・・・」、フッと思ったのです。
気象庁の夏日とは↓
- 夏 日 =‘1日の最高気温’が25℃以上で30℃未満の日
- 真夏日=‘1日の最高気温’が30℃以上で35℃未満の日
- 猛暑日=‘1日の最高気温’が35℃以上の日
それに対し、冬日とは↓
- 冬 日 =‘一日の最低気温’が0℃未満の日
- 真冬日=‘一日の最高気温’が0℃未満の日
※これ以上の言い方は無い
夏の気温に関してはよく知られているのに冬日の知名度が少ないのは、全国放送の拠点が東京なので、冬日の気温が少ないからなのでしょうかね。
それなら次に、気象庁は四季についても明確な月別区分を決められているのか?という思いに駆られたのです。
そしたら、あったのです。
>気象庁の月ごとの季節区分
- 春= 3月〜 5月 (3/1〜5/31)
- 夏= 6月〜 8月 (6/1〜8/31)
- 秋= 9月〜11月 (9/1〜11/30)
- 冬=12月〜 2月 (12/1〜2/末日)
>行政の年度月別の季節区分
- 春= 4月〜 6月 (4/1〜6/30)
- 夏= 7月〜 9月 (7/1〜9/30)
- 秋=10月〜12月 (10/1〜12/31)
- 冬= 1月〜 3月 (1/1〜3/31)
これを見ると、4月と10月の衣替えという風習は行政の四季区分で行っていることがよく解りますし、それが気象条件には合っていないことも良く解る気がします。
衣替えは6月と9月が一番良い時期に感じられます。ただ、今の建物は冷暖房完備のところが多くなり、衣替えと言う習慣そのものが無くなりつつあるのも事実ですがね。
これを見ると「初春」とかいうのが西暦には当てはまっていないのがよく解ります。やはり初春とかいうのは、旧暦ですね。
<参考>
旧暦の節月・二十四節気などによる区分は↓です。
- 春 =立春(2/4頃)〜土用前日まで(4月16日頃)
- 土用 =4月17日~5月4日ごろまで
- 夏 =立夏(5/6頃)〜土用前日まで(7月18日頃)
- 土用 =7月19日~8月6日ごろまで
- 秋 =立秋(8/7頃)〜土用前日まで(10月19日頃)
- 土用 =10月20日~11月6日ごろまで
- 冬 =立冬(11/7頃)〜土用前日まで(1月16日頃)
- 土用 =1月17日~2月3日ごろまで
土用を四季に入れてしまうことが一般的ですが、本来土用とは四季には入らないので、ここでは別にしました。
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これは、初めて知りましたね。
投稿: H.K | 2017年10月15日 21:13
H.Kさんへ
こいう区分もあるということでしょう
投稿: 玉井人ひろた | 2017年10月16日 08:45
肌寒くなって来ましたね。人間の方は季節感が薄れてますが、自然界では季節の変わり目など自然?ですね。出水では鶴の一陣がやって来たそうです。
投稿: 吉田かっちゃん | 2017年10月16日 11:54
吉田かっちゃんへ
今年は梅雨明けが無かったこちらでは、一気に寒さが来た気がします
投稿: 玉井人ひろた | 2017年10月16日 16:33
猛暑日は最近?出来た(使われる)言葉かと。
2007年からとか?
投稿: もうぞう | 2017年10月16日 18:02
もうぞうさんへ
新しい言い方ですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2017年10月16日 18:58