130年ぶりのキログラムの見直し?!
重さの単位として当たり前となっている「キログラム」という単位が有りますが、これの基準となっている物はフランスにある円柱状の分銅であることはあまり知られていませんね。
この基準分銅は、変化しないように厳重に管理保管されているのですが、実際には汚れなどが付着して変化しているらしいのです。
ただ、その極微量な変化を計測することはとても困難なのです。
ところが、このほど茨城県つくば市にある産業技術総合研究所というところが物理定数の精密な計測に成功したことによって、フランスの基準分銅の重さを精密に計測できるようになったというのです。
これで国際的な基準になっている単位「キログラム」の定義が約130年ぶりに見直され、基礎物理定数を使った新たな定義が採用される見通しになり、早ければ来年11月の国際会議で、新定義への移行が決まるようです。
それが決まると、新たな基準キログラム数値でることになるようですが、そうなったら世界中の計りも変えるんでしょうかね?
いずれにしても精密機械等の分野でしょうから、我々の使う体重計とかには影響は無いですね。
それにしても、日本の技術は凄いものが多いです。ノーベル賞の候補にはならないのでしょうかね。
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コメント
本当に日本の技術は凄いものが多いですね。
専門職、技術職、特殊技術職など、うんと昔のものから新しいものまで、日本の技術は凄いと子供と話していました。
ただ、それに見合う報酬がその技術職の職人さん達に与えられていないのが現状だそうです。
それで、技術職の人の後継者不足になったり、海外にその技術が流出したりなどなっているそうです。
技術職、専門職の人々の報酬が今のままでは全然足りないのであれば、やはり日本の国がサポートというか報酬を補ってあげないといけないーーと、子供と話していました。
技術職や専門職の人がその仕事の技術を大変な苦労をして修得して維持していても、国はその技術はその人の趣味だから、そのままやって行きなさい、やって行けるだろうと、何も手を打たないから技術が海外流出したり、後継者不足になっていると、子供と確認しました。
国にはそういうことをちゃんとやって欲しいです。
投稿: 浜辺の月 | 2017年10月29日 01:32
浜辺の月さんへ
仰る通りです。聞くところによると、日産やスバルの問題も現場の技術職と、本社の管理職とのギャップが招いたものだそうです。
投稿: 玉井人ひろた | 2017年10月29日 10:32
水の沸点も以前なんだかんだ言っていましたね。
水の NBP は 99.97 ℃だとか?
SBP は 99.61 ℃だとか?
通常の生活には関係無いのでしょうけど。
投稿: もうぞう | 2017年10月30日 07:21
もうぞうさんへ
通常は関係ないですよね。
投稿: 玉井人ひろた | 2017年10月30日 08:10