スーパーカブと中国
バイク好きの間では「ホンダスーパーカブ」だけをこよなく愛する人々が居て、全国各地の愛好会が存在しています。
そのスーパーカブを生産する本田が、今月の11月10日に約5年ぶりに全面改良した新型車を発売することになっています。
今回の改良では日本での排ガス規制の強化に対応し排ガスに含まれる有害物質を低減したり、前照灯にはLEDを採用し、デザインも現在の角張った形から丸形に変わるようですが、形の基本はたぶん変わらないとは思われます。
知らなかったのですが、ホンダではコスト削減のためスーパーカブは2012年から中国で生産していたんだそうです。
しかし、今回の新型発売を機に中国から生産地を国内(熊本県大津町の工場)に戻すことが決定しています。
これは「中国製」から「日本製」に戻すことでブランド力を揚げる目的があるようですが、実際のところは円安に加え、中国では年々人件費が上昇し以前のようなコスト面での優位性が薄れてきていることが主な要因のようです。
急激な先進国化を進めている習 近平体制で起こった現象だと思います。ホンダに限らず、これから日本企業の中国撤退は進んでいくことは当然でしょう。
しかしながら、習 近平国家主席がそれを黙って見ているとは思えず、なんらかの圧力が日本政府や企業に近いうちに行われる気がしてなりません。
当然、安倍政権は対策があるのでしょう(?)
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コメント
たしかに何かの対策をとってくるでしょうね。
したたかですからね~
このような国とは、ほどよい距離を置いた方が良いと思いますけどね~
K国しかりR国しかり、北とは結構な距離を置いているのでかえって安心??
投稿: もうぞう | 2017年11月 3日 (金曜日) 19:26
もうぞうさんへ
そうだといいのですが・・・信じましょう
投稿: 玉井人ひろた | 2017年11月 3日 (金曜日) 20:07
中国は最近ひがんでいる向きが多くなったようですが、江戸の仇を長崎にならないよう注意が肝要。
投稿: ましま | 2017年11月 4日 (土曜日) 13:09
ましまさんへ
それ、心配なのはそれですよ。
いずれにしても、現在の中国は日本の文化習慣がブームらしく、日本を手本にしていることは間違いないようです。
ところが、その日本がどうもおかしくなりつつある気がします
投稿: 玉井人ひろた | 2017年11月 4日 (土曜日) 16:39