自民党の強行採決の歴史
昭和46年(1971)11月19日の出来事
佐藤栄作総理政権下、与党自民党によって沖縄返還協定強行採決に対し全国883か所で抗議行動が勃発。日比谷公園内のレストラン松本楼が放火で全焼することが起り、抗議に参加した約1800人が逮捕。
国会での採決のとき、屋良朝苗琉球政府主席は、沖縄から建議書を携え上京したが、手渡すこともできずに、羽田で強行採決を聞かされ、言葉を失う。
この強行採決による沖縄返還の功績により、佐藤栄作総理はノーベル平和賞を授与されました。
しかし、この返還の協定により、「‘核兵器’の米軍基地持ち込み」を国民に公表せず佐藤総理が容認協定を結んでいたことが、今年アメリカの情報公開法によって明らかになりました。
佐藤総理と言えば、安倍総理の大叔父、やはり強行採決が十八番なんですね。
特に‘アメリカに関連する案件’は優先して行うところまで佐藤総理と同じなのは(是非は別として)興味深い行動です。
| 固定リンク | 0
コメント
なるほどね~
すっかり忘れていました。
言ってみれば、ノーベル賞も独断と偏見に満ちた?賞かもしれません。
投稿: もうぞう | 2017年11月20日 07:30
もうぞうさんへ
そうでないことを、信じたいです
投稿: 玉井人ひろた | 2017年11月20日 07:48
生まれは山口ですが、岸・佐藤・安倍の強行採決トリオ。やはり国民的規模で排除しなければなりません。
外交関係は、予算とともに参議院に決定権のないことも、決定的欠陥ですが、自民党には一院制にしてしまおうなど、明治憲法にさえないようにしようとたくらむ一派がいます。
投稿: ましま | 2017年11月20日 11:15
ましまさんへ
参議院の在り方、そして小選挙区制、改憲より先に見直しをもっと議論すべきです
投稿: 玉井人ひろた | 2017年11月20日 11:37
小選挙区制がまず問題。
でも、今は加憲を問題にしないと孫子の代まで
「ジジ・ババ、歴史に学んでいなかったの?」と
にらまれる。
それには、やっぱり共闘しかないですねぇ。
投稿: へこきあねさ | 2017年11月21日 17:26
へこきあねささんへ
野党は、組めない人がつくった党ですからね。共闘はどこまで進むでしょうか?
歴史をたどれば、今回は難を逃れた東電の福島第二原発の建設では、激しく反対運動が行われましたが、結局は共産系と社会党系とが反目し争って自滅し、結局は建設に至った経緯があります。
投稿: 玉井人ひろた | 2017年11月22日 08:16