« “はれのひ” | トップページ | 東電の新たな大失態 »

2018年1月12日 (金曜日)

雪で動けなくなった列車

今年最強寒波によって、新潟県三条市のJR信越本線で11日夜、およそ430人の乗客が乗った普通列車が大雪で立ち往生し、14時間以上が経った今日にになって運転再開がなされたニュースがありました。

14時間も閉じ込められても、騒ぐ客も無くひたすらJRの復旧作業を見守る姿は外国人にとって、「マナーが良い日本人」を再認識したかもしれません。

ただ、わたしは何とも言えない疑問を抱きながらこの報道を視ていました。

たぶん今回のような事故が欧米で起こったなら、救助を訴える人や騒ぐ人で大混乱したかもしれません。

しかし、それと同時に欧米だったら400人以上も乗客が乗っているその中の多くの人々が除雪作業を手伝ったのではないか、と想像したのです。

乗客のほんの1割でも除雪、とくに立ち往生した要因になった列車の下に固まった雪を排除する作業を手伝っていたなら、かかっても3時間ほどで運転再開が叶ったのではないか?と思ったのです。

悪天候もありますので致し方ないですが、もしそうなれば14時間も立ち往生することはなかったように感じました。

| |

« “はれのひ” | トップページ | 東電の新たな大失態 »

コメント

雪国で列車不通を何度も経験していますが、ラッセルで押しのけた雪が線路の両脇に壁のようになっています。猛吹雪や台風並みの風でその壁がまた線路上を覆うことになります。
それが固く凍るとコンクリートを敷いたようになります。もはやラッセルでは押し切れず、無理に前進すると乗り上げて脱線という最悪事態も生じます。
尽力で雪を砕き、ロータリーでより遠くへ吹き飛ばすしかありません。昔は軍隊が出動しました。
北海道などではそうなる前に除雪車を増発するとか、防風林を設けるとか、それなりの準備があるものと思われます。
今回は、不慣れがありますね。

投稿: ましま | 2018年1月13日 (土曜日) 09:36

雪国ならではの列車事故ですね。

投稿: 吉田かっちゃん | 2018年1月13日 (土曜日) 15:15

ましまさんへ

今回の状況は、テレビの映像を視る限り、私たちが言う「亀の子状態」、つまり前よりもべた雪の中を無理やり走らせたために車体下に雪が詰まってしまい浮く状態になり、スリップ、最悪は脱線状態になったとみました。


吉田かっちゃんへ

今回は四国などでも起きそうですね

投稿: 玉井人ひろた | 2018年1月13日 (土曜日) 20:59

信越線は一応本線ですし、列車数もそこそこ走っています。
走っていれば、雪が積もりにくいですし、日中にラッセル車を走らせれば、運休車両が出て影響は大きいです。
それにしても予想を超えた雪の降り方だったのでしょう。

ただ乗客に手伝わせるのは?があります。

投稿: もうぞう | 2018年1月14日 (日曜日) 19:16

もうぞうさんへ

あくまでも自発的な行為で、外国での話しのたとえです

投稿: 玉井人ひろた | 2018年1月14日 (日曜日) 21:20

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 雪で動けなくなった列車:

« “はれのひ” | トップページ | 東電の新たな大失態 »