市販薬でも、税金控除になる
今年から始まった「セルフメディケーション税制」、つまり市販薬でもその額に応じ医療費として控除申請ができる制度です。
昨年末ごろ、そのことと対象になる市販薬についていつも行くドッラクストアーで説明されたとき、妻は市販薬でも税金が戻るかもしれないと「レシート保存しなくちゃ」とか喜んでいましたが、私としては半信半疑でした。
そして今年になり確定申告の案内パンフに‘それ’が入っていて、改めて間違いないことだということを知ることになりました。
しかし、そう簡単には問屋が卸さないのが税制の仕組みで、案の定セルフメディケーション税制には条件が付いていました。
セルフメディケーション税制とは、医師の処方薬から転用された市販薬の購入金額のうち、年1万2000円を超えた分が医療費控除額となり(最高で8万8000円)、申告すれば税負担が軽くなる制度と謳っていますが・・・↓
- 併用申請不可>
従来の「医療費控除」(診療とその処方箋の費用)の申請をする場合は、セルフメディケーション税制の申請はできない。 - 定期健康診断や予防接種などを受けていないとセルフメディケーション税制の申請できない。
要するにこの制度は、大きな病気などをしないようにこまめに健康診断や予防接種を行い医療機関の受診はしないが、市販薬だけはかなり高額に買っている人のための優遇税制ということでしょう。
妻に「申請はできない」と言ったらガッカリしていました。
この制度、知らない人が多いことが問題となっているようですが、‘知っても使えない制度’のように思えます。
ただ、国民へのご機嫌取りには、良いかもしれない。
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コメント
このところそういった「まやかし」が多くなった。前は確定申告の用紙が毎年送られてきて前年度との違いが読み返すことによりわかりやすかったが、こなくなったので、わずかしか戻らない控除目当ての申告をやめました。
投稿: ましま | 2018年2月21日 (水曜日) 16:58
ましまさんへ
ぬか喜びばかりさせられている気がします
投稿: 玉井人ひろた | 2018年2月22日 (木曜日) 07:54
面倒な割には、効果は薄い。
と言うことでしょうかね~
投稿: もうぞう | 2018年2月22日 (木曜日) 19:28
もうぞうさんへ
そういうことですね
投稿: 玉井人ひろた | 2018年2月22日 (木曜日) 21:04